遊びのヒント

鈴木みゆき先生
監修:鈴木みゆき先生
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お子さんの知的好奇心ムクムク!
「今日、何をして遊ぼうかな?」と思ったときに、必ず役立つアイデアいっぱい!
室内遊びや、外出時の電車の中など、さまざまな場面で楽しく遊べるヒントを年齢ごとにご紹介します。

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5~6歳

「お月見ライスバーガー」

残りごはんでおいしいライスバーガーを作りましょう。ごはんに片栗粉を少々混ぜ、ラップで包み、手で押して円盤状にします。2枚作って、フライパンで焼き、間にスライスチーズやきゅうりのスライス、ツナなどを挟み、表面におしょうゆを薄く塗れば、真ん丸お月見ライスバーガーのできあがり。ごはんを円盤状にするところ、具を挟むところは子どもにやってもらいましょう。

「お月見ライスバーガー」

先生からのアドバイス

食べ物を粗末にしないこと、じょうずに利用すれば残り物もおいしく食べることができるということを、調理を通して子どもに伝えましょう。工夫する力、ものを大切にする心が育ちます。

「ころころおはぎ」

※食材は、お子さまの体質を考慮したものにしてください。

秋の和菓子「おはぎ」を子どもと一緒に作りましょう。もち米をすりこぎでついたり、ごはんをコロコロと丸めたり、あんを包んだり、きなこをまぶしたり、泥んこ遊びや粘土遊びの感覚で楽しめます。あんで包むときは、ラップを使うとやりやすいですよ。

「ころころおはぎ」

先生からのアドバイス

親から子へ伝えたいおやつのひとつです。「おはぎははぎの花の咲くころに作るから『おはぎ』と言うのよ」などと由来をお話しすれば、興味も広がります。親子でおいしいものを作るという共同作業は、親子の気持ちをひとつにしてくれます。おいしい思い出は子どもの中にしっかりと残り、次の世代へと受け継がれていくでしょう。

先輩保護者からの体験談

●お好み焼きで秋の縁日ごっこ
冷蔵庫の残り物で小さなお好み焼きを作り、縁日ごっこをして遊びました。子どもは、好きなように具をのせて、「エビハム焼き」「のり納豆焼き」などと名前をつけるのが楽しいようです。大人は「これくださーい」「中身はなんですか?」などと言ってもっぱらお客さんになって雰囲気を盛り上げます。
●森のきのこスープ
しめじ、えのきだけ、エリンギ、しいたけなどいろいろな種類のきのこを用意し、きのこのスープを作りました。きのこを手でほぐす仕事を子どもにやってもらいます。においをかぎながら、きのこの種類をあてっこすると楽しいですよ。うちの子はきのこが苦手だったのですが、このスープ作りのおかげで、すっかりきのこ好きに。今ではにおいだけできのこをあてる「きのこ博士」です。
●スイート春巻き
スイートポテトの生地を春巻きの皮で包んで、おやつを作りました。春巻きの皮を折ってたたんでくるくる巻くところを、「折り紙のようにやってね」と言うと、子どもも大喜びでやってくれます。あとはオーブントースターで焼けばできあがり。春巻きの皮は、斜め三角に切り、角の方から巻いていきます。