遊びのヒント
- 監修:鈴木みゆき先生
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お子さんの知的好奇心ムクムク!
「今日、何をして遊ぼうかな?」と思ったときに、必ず役立つアイデアいっぱい!
室内遊びや、外出時の電車の中など、さまざまな場面で楽しく遊べるヒントを年齢ごとにご紹介します。
3~4歳
「布団洞くつで宝さがし」
宝物(お気に入りのタオルやぬいぐるみなど)を掛け布団の下に隠しておき、布団にもぐって宝探しごっこをしましょう。真っ暗な布団の中は、まるで洞くつ。「今日の宝物は何かな?」などと言いながら探すと、探検気分が盛り上がりますよ。
就寝前は、お風呂、着替え、歯磨きとどうしてもあわただしくなってしまいます。そんな子どもの気持ちを落ち着かせ、お休みタイムを意識させるのに、寝る前のひと遊びは効果があります。肌にここちよいお布団とじゃれあっているうちに、「もう寝るんだな」という気持になっていきます。「見つけたら、寝る時間だね」と言葉かけして、時間と気持ちの区切りをつけてあげましょう。
「ニギニギコミュニケーション」
子どもとお布団に入ったら、目をつぶり、おたがいの手を握り合います。大人が片手をギュッと握ったら、反対の手で子どもにもギュッと握り返してもらいます。2回握ったら2回ギュッ! 3回握ったら、3回ギュッというように。遊んでいるうちにいつの間にかスヤスヤ~。
部屋が暗くなり視界がきかなくなると、ただ目をつぶっていることに退屈になり、かえって寝つけなくなることがあります。スキンシップ遊びなら、目をつぶっていてもできますから、退屈を紛らすことができますね。何よりおうちのかたが手を握ってこたえてくれることが、一番の安心材料。気持ちよく眠りにつくことができるでしょう。
- ●パジャマで変身!おばけごっこ
- 寝る前には、パパやママのパジャマを着ておばけごっこをして遊びました。後ろ前に着てそでをブランブランさせたり、ズボンを頭からかぶったり。寝る前にひと遊びすると気持ちが満たされるのか、すんなりと眠りについてくれます。
- ●おやすみシーソー
- お布団の上で、両足を広げて子どもと向かい合って座り、手を握って体を前に倒したり引いたり、シーソーのようにぎったんばっこん。布団の上にふわっと倒れるのが気持ちいいらしく、寝る前には毎回「ギッタンバッコンやろう」とせがまれました。
- ●てくてく指のお散歩
- 子どもと一緒に寝ながら、人差し指と中指を「人の足」のように交互に動かし、腕から肩、耳、口、目と顔のまわりをてくてくお散歩。「お口の池を回って、お鼻の山を登って・・・」などというようにお話をつくりながら指を動かしていきます。子どもはちょっぴりくすぐったいのがうれしいようです。