関係代名詞 whatとthatの違いや使い方を解説
「・・・ということ」を英語にするとき、thatとwhatで迷います。
どうやって区別するんですか?
進研ゼミからの回答
こんにちは。
今回の質問についてお答えしていきましょう。
【質問内容】
「・・・ということ」を英語にするとき、thatとwhatで迷います。
どうやって区別するんですか?
という、thatとwhatの使い分けについてのご質問ですね。
【質問への回答】
"文の要素がそろった文”(完全な文)が続いている場合→接続詞thatを用います。
"文の要素が足りない文”が続いている場合→関係代名詞whatを用います。
"文の要素がそろった文”というのは、本来あるべき文の要素(S、V、O、C)が全部足りている文ということです。「足りている」といってもいつもS、V、O、Cすべてがあるというわけではなく、文型によってはSとVだけの場合などもありますから注意しましよう。
■名詞節を導くthat節の文
例文でthatに続く文(that節)の中の文の要素S、V、O、Cに着目しましょう。
■関係代名詞whatを用いた文
関係詞を用いる文では、関係詞で導かれる文(関係詞節)の中に何か足りない要素があり、それを関係詞が補っています。例文で関係詞の後に続く文の構造を見てみましょう。
それぞれの関係詞に続く文を見ると、(S)や(C)や(O)が足りず、その働きを関係代名詞自身が果たしています。つまりwhatに続くのは”文の要素が足りない文”です。
以上より、「・・・ということ」という節を書いてみる場合、文の要素が全部あればthatを用い、ー部分が欠けていればwhatを用いましょう。
【学習アドバイス】
それぞれの例文で”文の要素のそろった文”と”文の要素が足りない文”を確認してみましょう。また、辞書でも接続詞thatや関係代名詞whatを用いた例文をたくさん参照してください。だんだん違いがわかってくるでしょう。
これからも、『進研ゼミ高校講座』にしっかりと取り組んでいってくださいね。