【文型】間違いやすい自動詞と他動詞
「その問題について話し合う」を英訳してdiscuss about the matterとしたら誤りでした。
正しくはdiscussが<他動詞>であるためdiscuss the matterになるそうです。
このような問題でいつも迷ってしまいますが,これは,すべての動詞について,<自動詞>か<他動詞>かを覚えるしかないのですか。
進研ゼミからの回答
こんにちは。
今回の質問についてお答えしていきましょう。
【質問の確認】
「その問題について話し合う」を、discuss about the matterとしたら誤りでした。
正しくはdiscussが〈他動詞〉であるためdiscuss the matterになるそうです。
このような問題でいつも迷ってしまいますが、これは、すべての動詞について、〈自動詞〉か〈他動詞〉かを覚えるしかないのですか。
というご質問ですね。
【解説】
結論から言えば、ある英文で用いられている動詞が〈自動詞〉か〈他動詞〉かを判別することはできますが、その動詞だけを一見して〈自動詞〉か〈他動詞〉かを言い当てられるような法則めいたものはないので、覚えるしかありません。
しかし、それはあまりに非現実的で、キリがありません。そこで、試験などでほぼ決まって出題される、次のような動詞を優先的に覚えるようにしましょう。
まず、〈自動詞〉と取り違えやすい〈他動詞〉です。
以下の意味で用いられる場合、これらはすべて〈他動詞〉です。
したがって、〈目的語〉(O)を導く際、前置詞は不要です。
日本語の訳につられて前置詞を無駄に加えないように注意してください。
次に、〈他動詞〉と取り違えやすい〈自動詞〉です。
以下の意味で用いられる場合、これらはすべて〈自動詞〉です。
したがって、その後に名詞を置く場合、前置詞が必要です。
思い込みから〈他動詞〉と取り違えて前置詞を落としてしまわないように注意してください。
〈自動詞〉と〈他動詞〉の違いについて、理解できましたか? 参考にしてくださいね。
【アドバイス】
〈自動詞〉か〈他動詞〉かを区別するときは前置詞があるか、ないかがポイントのようですね。
前置詞に着目して今回示した代表的な表現を覚えておくと安心です。頑張りましょう。