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上手なノートの取り方 定期テスト対策【上手なノートの取り方・化学】上手なノートのとり方を教えてください。

【上手なノートの取り方・化学】上手なノートのとり方を教えてください。

定期テストに向けて授業のノートを見返しているのですが、うまくまとめられていないせいか、どこをどう復習してよいのかわかりません。今後どのようにノートをとればよいでしょうか。良い方法があったら教えてください。

進研ゼミからの回答

  

【質問の確認】

こんにちは。
いただいた質問についてお答えしていきましょう。

「定期テストに向けて授業のノートを見返しているのですが、うまくまとめられていないせいか、どこをどう復習してよいのかわかりません。今後どのようにノートをとればよいでしょうか。
良い方法があったら教えてください。」

というご質問ですね。

  

【解説】

理科の学習においては、復習する時に「ノート」が理解しやすくまとめられているかも大事なポイントですね。以下の点を参考にノートをまとめてみてください。

(1)テーマを大きく書きましょう。
テーマをはっきりさせることは、あとで見直しがしやすくなりますし、全体像をとらえるのにも役立ちます。テーマは一目でわかるようにできるだけ大きく書きましょう。

(2)色ペンなどを活用しましょう。
化学(特に無機化学分野)では色を問われることがよくあります。
ノートを作るときに色ペンなどを使って視覚的に覚えるようにしましょう。
図を大きく描いて色をつけたり、表を書いて色分けしたりするなど、やり方はいろいろあります。
色をつけるという作業は気分的に楽しいのでやる気も出るでしょう。
色ペンなどを使って見やすく覚えやすいノートをめざしてください。

(3)理論化学分野は公式を覚えるだけではダメ!
公式についてまとめるだけでなく、公式の導き方、その公式が使える条件、文字の意味や単位などもはっきりと書いておきましょう。また図やグラフなどをかき加えておくと理解の助けになります。簡単な例題とその解説も書いておくとよいでしょう。

(4)無機化学分野では物質の性質を中心に
ノートに物質の性質をまとめておくとよいでしょう。例えば気体の性質をまとめるときは、1.製法 2.色 3.匂い 4.水に溶けたときの性質 など。この順番を初めに決めておけば、あとはその内容を順番に覚えていくだけでよいことになります。
教科書や参考書に出てくる順番にまとめるだけでなく、こういった工夫もしてみてください。

(5)有機化学分野は官能基の性質・反応性を中心に
構造式がわかれば性質がわかるということが多いので大きく構造式を描き、そのうち反応に関与する部分に色をつけるなどするとよいでしょう。また、初めに官能基の性質・反応性についてきちんとまとめておけば、後で個々の物質についてまとめるときに理解しやすくなり、覚えるのも 容易になります。

 

【アドバイス】

授業中のノートをどんな風にとっていますか?先生が書いたことをそのまま写したり、綺麗に板書することに注力していたりしませんか?ノートをただの記録場所にするのではなく、上記のようなポイントを参考に理解したポイントを書きとめ、考えをまとめていく場所にすることが大切です。聞いている話の内容を簡単な図で表しながら理解していくやり方も身につけていくと、記憶にも残りやすく、学習の効率もアップしますよ。

  • ここで紹介している内容は2017年3月時点の情報です。ご紹介している内容・名称等は変わることがあります。

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