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はじめに押さえておきたい学習法 定期テスト対策【学習法・物理】物理の学習法を教えてください。

【学習法・物理】物理の学習法を教えてください。

物理の難しい用語や公式・法則などを学校で習いますが、普段の予習・復習をど
うしたらいいかわかりません。

進研ゼミからの回答

  

【質問の確認】

こんにちは。
いただいた質問についてお答えしていきましょう。

「物理の難しい用語や公式・法則などを学校で習いますが、普段の予習・復習をどうしたらいいかわかりません。」

というご質問ですね。

  

【解説】

物理は身のまわりの自然現象に関するいろいろな疑問に答えてくれる学問です。
電気や物体の運動、光や音などを学び、いつも使っている電気や光がなんでこんなに便利なのかわかるようになります。
特徴は「数学に似て式を立てて考えることが多い」ことです。速さや温度など数式で表すと大きさや量の変化がわかりやすくなるからです。数式ですから読むだけでなく書いて変形するなど手を動かすことが大事になります。以下のポイントを参考に取り組んでみてください。

● 復習中心でやりましょう

学習は復習中心で大丈夫です。授業ではどんな現象を扱うのかをまず知るようにしましょう。
復習では授業で出てきた法則や公式を、自分で導き出して紙に書いてみましょう。
もちろんノートを見ながらで構いません。法則が導かれる手順を学ぶことが大切です。
「導くなんて面倒、公式の丸暗記で十分」と思っている人がいますが、それだと「公式にただ当てはめればいい問題」だけしか解けません。

● 2週間に一回の物理の時間

復習するといっても時間はなかなかとれないもの。特に理科や社会は、英語や数学に比べて後回しになりがちです。そこで2週間に1度、2時間程度でいいので物理をやる時間をつくってみましょう。それまでに習った範囲の例題を解いて復習します。毎日は大変ですが2週間に1度ならなんとかなるかもしれません。これをやっておくとテスト前の対策もラクです。

● もしも予習ができるなら

もし一日5分でも時間が取れるなら、授業でやる範囲の教科書を読む予習をしてみましょう。
一回の授業でやるのは3、4ページくらいのもの。そんなに時間をかけずに読める量です。
そして授業では読んでいて「わからないな」と思ったところを集中して聞くようにしましょう。
人間は15分くらいしか集中できないといわれていますが、これをやればその15分がうまく生かせるようになります。

● わからなくなってしまったら

授業を聞いていてわからなくなってしまう、というのはよくあることです。そういうときはもう1度教科書に目を通してみましょう。面倒くさいなと思いがちですが、結構発見があるものです。
またぜひ遠慮せずに物理を担当している先生に聞きに行きましょう。「何をやればいいですか」「この問題がわかりません」など率直に聞いてみればきっと役に立つことを言ってくれるはずです。
もちろん友達同士で話すのも効果的。わからないなりに話してみると意外にひらめくこともあります。

 

【アドバイス】

授業で出てきた法則や公式を、丸暗記しようと思うと大変ですが、自分で導き出して紙に書いてみるなどし、法則が導かれる手順を学ぶことで、ものごとを順序よく考える力にもつながります。考え方のプロセスを学習することも物理を学ぶねらいだと捉えると、普段の授業の受け方や勉強の取り組み方も変わってくるはずです。

  • ここで紹介している内容は2017年3月時点の情報です。ご紹介している内容・名称等は変わることがあります。

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