トイレトレーニング(おむつはずれ)

STEP 4:うんち・外出先・夜も挑戦

幼児向けビデオを見せたら、「トイレでうんちは気持ちいい」という気になったようです。

T.Tさん Kちゃん (体験談当時の年齢:1歳9ヵ月頃~2歳9ヵ月頃 女 第1子)

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

おしっこはトイレでとわかっているくせに、「うんちはパンツで!」と宣言していて、絶対にパンツじゃないとしようとしませんでした。独特の前兆があるから、これからするというのはわかったけど、そこでトイレにつれて行くとおしりにひっこめてしまってしようとしなくなりました。おしっこができるだけに長らくうんちが出来ないのが気になって仕方ありませんでした。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

幼児向けビデオに頼り、同じくらいの子がトイレに行くシーンをさりげなく見せました。しつこくそればかり見せたり、言葉でどうのこうのとは言わず、何となく見せるという程度にし、強制はせずにのんびりとやらせました。すると本人もなんとなく「トイレでうんちは気持ちいいのかも」という気になってきたらしく、行きたいと言ったら行かせて、でなくてもしからないようにしました。トイレはしかられる所じゃないということをすこしずつ覚えさせました。パンツにしても怒らないようにしました。怒ってトイレでできるようになるなら苦労しないし、本人だって“気持ち悪いのはわかってるけどなぜかパンツにしたい”という感じだったので、失敗をしかるという感じではなく「カワイイ○○のパンツくちゃいくちゃい。かわいそう」というふうにパンツの気持ちになって(?)語りかけました。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

ビデオを見ると、「同じだ!」という風によろこんでいます。なんでも友達と同じことをしたがる世代なので、負けずと何回もしてくれます。汚い話ですが、人より大きいうんちをしては得意げになっています。いくら怒らないようにとは言っても、手間があるとないじゃやっぱり気持ちは違います。洗濯の手間もなくなったし、とってもゆったりした気持ちで接することができます。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

怒る派と怒らない派、意見は全く違うとは思いますが、怒らない派の意見としては「怒ってできりゃあ苦労しない」です。怒られるからやらない、というのでは目的達成してもちょっと違うと思います。どうしてトイレでするのか?それをきちんと理解してもらうのが一番の近道です。「みんながトイレでするから」ということがわかれば、それで大丈夫なのではないでしょうか。

STEP4の他の体験談も見る

・トイレでおしっこはできるのにウンチができない子、こんな働きかけをしてみました

・家ではできるけれど外出先のトイレに行けない子、こんな働きかけをしてみました

・トイレやオマルで遊んでばかりでおしっこやウンチをしない子、こんな働きかけをしてみました

・トイレには行くけれどおしっこやウンチができない子、こんなふうに接してみました

・できるようになったと思ったら、またできなくなった子・・・こう考えてこんなふうに接してみました