STEP 4:うんち・外出先・夜も挑戦
幼児向けビデオを見せたら、「トイレでうんちは気持ちいい」という気になったようです。
その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした
おしっこはトイレでとわかっているくせに、「うんちはパンツで!」と宣言していて、絶対にパンツじゃないとしようとしませんでした。独特の前兆があるから、これからするというのはわかったけど、そこでトイレにつれて行くとおしりにひっこめてしまってしようとしなくなりました。おしっこができるだけに長らくうんちが出来ないのが気になって仕方ありませんでした。このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました
幼児向けビデオに頼り、同じくらいの子がトイレに行くシーンをさりげなく見せました。しつこくそればかり見せたり、言葉でどうのこうのとは言わず、何となく見せるという程度にし、強制はせずにのんびりとやらせました。すると本人もなんとなく「トイレでうんちは気持ちいいのかも」という気になってきたらしく、行きたいと言ったら行かせて、でなくてもしからないようにしました。トイレはしかられる所じゃないということをすこしずつ覚えさせました。パンツにしても怒らないようにしました。怒ってトイレでできるようになるなら苦労しないし、本人だって“気持ち悪いのはわかってるけどなぜかパンツにしたい”という感じだったので、失敗をしかるという感じではなく「カワイイ○○のパンツくちゃいくちゃい。かわいそう」というふうにパンツの気持ちになって(?)語りかけました。現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです
ビデオを見ると、「同じだ!」という風によろこんでいます。なんでも友達と同じことをしたがる世代なので、負けずと何回もしてくれます。汚い話ですが、人より大きいうんちをしては得意げになっています。いくら怒らないようにとは言っても、手間があるとないじゃやっぱり気持ちは違います。洗濯の手間もなくなったし、とってもゆったりした気持ちで接することができます。同じ悩みを持つおうちの方へのエール
怒る派と怒らない派、意見は全く違うとは思いますが、怒らない派の意見としては「怒ってできりゃあ苦労しない」です。怒られるからやらない、というのでは目的達成してもちょっと違うと思います。どうしてトイレでするのか?それをきちんと理解してもらうのが一番の近道です。「みんながトイレでするから」ということがわかれば、それで大丈夫なのではないでしょうか。STEP4の他の体験談も見る
・トイレでおしっこはできるのにウンチができない子、こんな働きかけをしてみました
- 洋式便器の恐怖心を取るために補助便座を使用し、「一緒にいるから」と安心させてあげました。
- 力む姿を見られたくなかったので、トイレは外で待ちました。また「うんちの時はお茶」という暗示も効きました。
- 夏に布のトレーニングパンツにしたら、うんちがお尻に密着して気持ち悪く、トイレに行くようになりました。
- 足置きを作り、ウンチをしそうになったらトイレに連れていくことを根気よく続けてみました。
- お友達の家のトイレに置いてあったおまるでウンチができてからは、家でもおまるに座ってウンチをするように...
- 最初はおまるに誘い、次にトイレに牛乳パック製の踏み台を置く等、環境を整えたらできるようになりました。
- 部屋の中におまるを置き、リラックスした状況で踏ん張れる環境を整えたら出来るようになりました。
- トイレでするのは気持ちがいいという雰囲気作りをし、紙おむつが終わった時にトイレに誘ったら成功しました。
- うんちが出て来ることが怖いという娘に、うんちが楽しくなるような話をしたらできるようになりました。
- 幼児向けビデオを見せたら、「トイレでうんちは気持ちいい」という気になったようです。