STEP 4:うんち・外出先・夜も挑戦
うんちが出て来ることが怖いという娘に、うんちが楽しくなるような話をしたらできるようになりました。
その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした
2歳になって、トイレトレーニング(おむつはずれ)をはじめました。はじめは、おまるもオモチャでしたが、朝一番のおしっこをおまるで出来るようになったら、だんだんおしっこを教えてくれるようになりました。ただ、うんちだけは、教えてくれませんでした。「いないな?」っと思うとカーテンの陰でうーんといきんでました。おしっこは、失敗無く出来るようになっても、うんちはだめでした。うんちが出る、とわかっても、オムツにしてました。これには、私は、不思議の一言でした。このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました
子どもと、「どうしてうんちは、トイレでしないの?」と話しました。そうしたら、「こわいの」と言うので、よーく聞いてみると、自分からうんちがでてくるのがこわいのと、うんちそのものが怖いと言うんです。そこで、うんちがでないとお腹が痛くなっちゃうことや、うんちはみんなしてることを話しました。そして、「怖いうんちは、トイレでするとすぐに流してバイバイできるよ」と教えました。でも、すぐにはできずどうしようと思い悩んでいたときに、うんちをする時の実況を楽しくしてあげてみました。「うんちさんがこんにちはしてるよ!あと一歩!おしりとバイバイしたがってるよ!」などなどです。すると、子どもも、その気になっていきむようになり、ちょっとずつできるようになってきました。便器に座ったときに足がぶらぶらしているのも不安定でいやだったらしく、泣いていたので、うんちのときは私が便器をはさむように向かい合わせにしゃがんで私の太ももの上に足を乗せたら、安心して座ってました。しゃがんでいると、いきんでいるときに抱きしめてもあげられるので、いいと思います。現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです
うんちがトイレで何回も出来るようになって、自信がついた頃、自分でうんちの状態を言う様になりました。「硬いうんちの後にやわらかいのがでたの。硬いのがあったから、うんちがなかなかでなかったんだね。もううんち無いからおなかだいじょうぶだよ」など、うんちが怖くなくなったようです。うんちが怖いというのは、大人ではわからない感情でした。でも、頭ごなしに言うのでなく、じっくり話してみてよかったです。同じ悩みを持つおうちの方へのエール
上の子のトレーニングにとっても苦労したので、「下の子もきっとうんちがだめなんだろうな?」と思っていたら、下の子は、一週間でおしっこもうんちもトイレでできるようになりました。びっくりでした。でもそれは、下の子は3歳からはじめたからかもしれません。上の子で大変だったので、後回しにしてたのです。下の子のトレーニングで、「あぁ個人差ってこのことなのかな?」と改めて思いました。そして、「上の子のトレーニングは、ちょっと早くて、こわかったのかな?」と。初めての子はどうしても本に頼ってしまって、その子自身を見てあげられなくなってると思います。トレーニングで煮詰まったらさっさとオムツにして、お母さんが楽して、一息ついてください。「トイレで、おしっこやうんちをするのは、みんなしていることよ」と笑って教えてあげてください。STEP4の他の体験談も見る
・トイレでおしっこはできるのにウンチができない子、こんな働きかけをしてみました
- 洋式便器の恐怖心を取るために補助便座を使用し、「一緒にいるから」と安心させてあげました。
- 力む姿を見られたくなかったので、トイレは外で待ちました。また「うんちの時はお茶」という暗示も効きました。
- 夏に布のトレーニングパンツにしたら、うんちがお尻に密着して気持ち悪く、トイレに行くようになりました。
- 足置きを作り、ウンチをしそうになったらトイレに連れていくことを根気よく続けてみました。
- お友達の家のトイレに置いてあったおまるでウンチができてからは、家でもおまるに座ってウンチをするように...
- 最初はおまるに誘い、次にトイレに牛乳パック製の踏み台を置く等、環境を整えたらできるようになりました。
- 部屋の中におまるを置き、リラックスした状況で踏ん張れる環境を整えたら出来るようになりました。
- トイレでするのは気持ちがいいという雰囲気作りをし、紙おむつが終わった時にトイレに誘ったら成功しました。
- うんちが出て来ることが怖いという娘に、うんちが楽しくなるような話をしたらできるようになりました。
- 幼児向けビデオを見せたら、「トイレでうんちは気持ちいい」という気になったようです。