遊びのヒント
- 監修:鈴木みゆき先生
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お子さんの知的好奇心ムクムク!
「今日、何をして遊ぼうかな?」と思ったときに、必ず役立つアイデアいっぱい!
室内遊びや、外出時の電車の中など、さまざまな場面で楽しく遊べるヒントを年齢ごとにご紹介します。
3~4歳
「お父さんの足で人間すべり台」
ふだん忙しくてなかなか子どもと向き合えない、というお父さんには、体を使ったスキンシップ遊びがおすすめ。お父さんの体を丸ごとすべり台にして遊びましょう。お父さんは椅子に浅く座り、足をそろえてまっすぐにして伸ばします。胸の位置に子どもをまたがらせ、おなかを突き出しながら、足の先に向かって子どもを滑らせましょう。コツは滑りやすいナイロン100%のズボンをはくこと。まわりに布団や座布団などを置きましょう。その他、座ったお父さんの体をジャングルジムにして、よじ登ったり、お父さんの腕に鉄棒のようにさがったり。こんな遊びは、もっと大きくなる前にたっぷりと!
スルスルーッとすべるので、とてもスリリング!
「おもしろい!」「もっとやってみたい」という気持ちが、遊びの範囲をグンと広げていきます。
また横へ体が落ちないように自分で体を支えるため、バランス感覚もはぐくまれます。体を動かすことの楽しさを十分実感できて、文句なく楽しい! ぜひ一緒に遊んでみてください。
「何でもコロコロボウリング」
ダンボールや雑誌など身近なものを使ってお部屋の中にスロープを作り、いろいろなものを転がしてボウリング遊びをしましょう。ペットボトルをボウリングのピンに見立て、スロープから少し離れた位置に置いてどうやったら倒せるか工夫してみましょう。空き缶、ボール、トイレットペーパーのしん、丸めた靴下など、どんなものがよく転がるかいろいろ試してみるといいですね。スロープの角度を高くしたり、ジャンプ台を作ったりと、ダイナミックな装置を作って遊びましょう。もちろん、ミニカーなどを走らせてもOK。
絵本そのもので遊べる、とても楽しいアイディア。子どもが夢中になること間違いなしです! おしゃべりが急に上手になり、言葉の世界がぐんと広がるころでもあり、「○○が△△しているところ」というように登場人物と行動を結びつけて、たくさんの言葉に触れさせてあげることができます。「今度はお母さんに問題出してね」と逆に聞いても楽しいですね。
- ●豪快に砂遊び
- 公園の砂場に行って、お父さんとひたすら大きな砂山を作り、ダイナミックに遊びました。子どもの背丈ほどの山ができあがると、「何だろう」「何ができるんだろう」と興味津々で子どもたちが集まってきます。山にコースを作って、砂団子を転がしたり、トンネルを作ったり。最後もダイナミックに、「せーの」で一斉に壊します。
- ●ダンボールの家づくり
- お父さんといっしょに大きなダンボールで家を作って遊びました。大工さんになりきって、窓や煙突、玄関を作ったり、ペンキ屋さんになって、壁にお絵かきしたり。「車もほしいね」「犬小屋はここに」などと、次々と発想を広げていきました。
- ●ピッカピカの鉄団子
- お父さんが昔よく作った「鉄団子」の作り方を子どもに伝授。粘土質の土を集めてきて、水を加えてよーく練り、お団子にします。仕上げに乾いた土をかけてかたちを整え、丁寧にみがけばピッカピカの鉄団子のできあがり。どれが一番かたいか、転がしたり、落としたりして試していました。