遊びのヒント

鈴木みゆき先生
監修:鈴木みゆき先生
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お子さんの知的好奇心ムクムク!
「今日、何をして遊ぼうかな?」と思ったときに、必ず役立つアイデアいっぱい!
室内遊びや、外出時の電車の中など、さまざまな場面で楽しく遊べるヒントを年齢ごとにご紹介します。

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3~4歳

「ティッシュ相撲」

待ち時間に子どもが退屈したときに役立つのが、身近なティッシュ。ティッシュの両端を親子で引っ張って、小さな引っ張り相撲をしましょう。自分の持っているところが破けたら負け。指だけで持ったり、ティッシュの折り方を工夫したりして、何度もトライしてみましょう。

「ティッシュ相撲」

先生からのアドバイス

いつでもどこでもできて、大盛り上がりの楽しいアイディア遊びです。このティッシュ相撲の難しいところは、相手の動きを見てバランスをとりつつ、力を入れたり弱めたりコントロールしなければいけないところ。「もう1回!もう1回!」と夢中になってしまいます。

「ハンカチ折り紙」

待ち時間に子どもが退屈し始めたら、ハンカチを使って遊びましょう。ハンカチを折ったり、結んだりしながら、何に見えるかあてっこして遊びます。三角に折って、「お山」。またもうひとつ三角に折って立てれば、「すべり台」。もうひとつ三角に折って、「サンドイッチ」というように。四分の一に細く折ったものを、1回結んで「キャンディー」。端から細く巻いていって「のり巻き」など。食べるまねっこをしても楽しいですよ。

「ハンカチ折り紙」

先生からのアドバイス

簡単なかたちが認識できて、自分でも描けるようになるので、身のまわりのものがどんなかたちをしているか、観察するきっかけをつくってあげるといいですね。四角いかたちをしたハンカチ、三角のかたちをしたサンドイッチのように、抽象物と具体物を結びつけることによって、かたちの特徴を覚えていきます。そのきっかけとなる楽しい遊びです。

先輩保護者からの体験談

●手遊びしながらお話
手でキツネを作り、パペットのように話しかけて遊びました。 「あのお山には、どんな動物がすんでいるのかな?」「見て見て、あのビルの上に何かいたよ」などと子どもと一緒にお話づくりをして楽しみました。
●小麦粉粘土で工作
外出するときには、必ず小さな小麦粉粘土をお団子にして持って行きました。小さな車を作ったり、長い長いヘビを作ったり。また、ボタンやファスナー、キーホルダー、手のしわなど身のまわりのでこぼこしているところに押しつけて、型どりするのも楽しいですよ。粘土をいじっていると不思議と気持ちが落ち着くようです。
●車探し競争
外の景色が見えるところでは、車探し競争をして遊びました。自分の決めた乗り物を先に見つけた方が勝ち。トラック対バス、タクシー対清掃車、赤い車対黄色い車など。注意深く観察する力がついたように思います。