遊びのヒント
- 監修:鈴木みゆき先生
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お子さんの知的好奇心ムクムク!
「今日、何をして遊ぼうかな?」と思ったときに、必ず役立つアイデアいっぱい!
室内遊びや、外出時の電車の中など、さまざまな場面で楽しく遊べるヒントを年齢ごとにご紹介します。
4~5歳
「クネクネ芋虫の寝床探し」
大人用の靴下に両足を入れ、芋虫のように寝ながら体をくねくねと動かし、「葉っぱのお布団はどこかな?」などと言いながら寝床を探しましょう。布団のまわりを回って、寝床にたどりついたら、お布団をかけて「おやすみなさい」。たいていはこのまま寝息を立ててしまいますよ。
寝る雰囲気をつくるには、「安心できる場所」を決めてあげることが大切です。寝床を探す、というのは、安心できる場所に行くということ。自分からお休みモードに切り替えるきっかけになっているのですね。お布団に入ったあとは、目をつぶって「芋虫さんってどんなふうに寝るのかな?」などとお話しましょう。
「人間サーフィン」
大人はサーフィンボードになり、布団の上にうつぶせに寝て、子どもを背中に乗せます。子どもは大人の背中から落ちないように、しっかりしがみつきます。「大きな波がきたぞー」と言って左右に揺らしたり、上半身を少し起こしたり。たっぷりじゃれあってスキンシップしましょう。
おうちのかたのぬくもりがそのまま伝わる遊びですね。スキンシップには、体や心をほぐす効果があります。激しく運動するというよりも、軽くじゃれあう感覚でスキンシップを楽しんでください。気持ちが落ち着き、安心して眠りにつくことができるでしょう。
- ●丸太転がし
- 子どもが寝るお布団の上に、大人が丸太のようにごろんと横になり、子どもに転がしてもらいます。丸太を転がさないと(大人をどかさないと)、自分の寝場所がないので、子どもも一生懸命転がします。わが家では、この丸太転がしが寝る前の定番遊びになりました。
- ●子どもが主人公の冒険ストーリー
- お布団に入ったら、子どもを主人公にした冒険ストーリーを話してあげました。出だしはいつも「ある日、○○ちゃんは夜に布団から出て公園に行きました」。そして、「かたつむりさん遊ぼうよ。でもかたつむりさんは、お母さんと一緒に葉っぱの上でスヤスヤ」と、お友だち探しへと話を展開させていきます。結局最後は子どももママのところに戻ってきて寝る、という筋書きなのですが、たいていはママのところに戻る前に、寝息を立てていました。
- ●指何本?
- 子どもの背中に指を立てて、「指何本?」と立てた指の数を当てさせて遊びました。間違えたときは、立てた指で肩をたたいたり、背中をくすぐったり。反対に、子どもに指を立てて問題を出してもらうことも。部屋の電気を消してもできるので、寝つけないときなどによくやっていました。