遊びのヒント

鈴木みゆき先生
監修:鈴木みゆき先生
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お子さんの知的好奇心ムクムク!
「今日、何をして遊ぼうかな?」と思ったときに、必ず役立つアイデアいっぱい!
室内遊びや、外出時の電車の中など、さまざまな場面で楽しく遊べるヒントを年齢ごとにご紹介します。

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4~5歳

「絵本でドライブごっこ」

動物の絵本は動物園、食べ物の絵本はレストランやお店というように、絵本のページを開いて部屋のあちこちに置き、絵本を回りながらドライブごっこをしましょう。「今度は動物園に行こう」「レストランについたよ。どれにする?」などとおしゃべりするとドライブ気分が盛り上がりますよ。

「絵本でドライブごっこ」

先生からのアドバイス

バラエティー豊かな絵本の世界をじょうずに生かした遊びですね。初めは2箇所くらいでも、遊んでいるうちに「こんなところに行きたいな」と新しいアイディアが次々と出てくるでしょう。おばけが出てくる絵本で「おばけ屋敷」、外国の絵本で「海外旅行」、恐竜の本で「恐竜の世界へタイムトラベル」、天体の本で「宇宙旅行」などというのも楽しいですね。

「絵本の料理を作ろう」

絵本に出てくる料理の中で、おにぎりやホットケーキなど簡単に作れそうなものがあれば、絵本と同じように料理してみましょう。絵本の登場人物になりきって、混ぜたり、焼いたり、こねたり。ピクニック気分を演出するなら、ベランダや公園で食べてもいいですね。

「絵本の料理を作ろう」

先生からのアドバイス

まさにイメージの世界と五感体験のドッキングですね。実際に作れば、調理の音も食べ物の触感もいいにおいも、体感することができます。「ポツポツしてきたよ」、「フワフワだね」など感じたことを言葉で表現しながら、調理の過程を楽しみましょう。

先輩保護者からの体験談

●お面でなりきり遊び
絵本の主人公のお面を作ってあげたら、キャラクターになりきって、一日中遊んでいました。お面を作るのが難しいときは、スカーフやマント、リボンなど主人公と同じものを身につけるだけでも楽しく遊べます。
●逆読み聞かせ
子どもが「今日は私が読む!」と言ったときには、大人が子どもの役になって聞き手になりました。まだ字は読めませんが、ストーリーは頭に入っているので、適当に話をつなげてお話ししてくれます。「これ読んで!」と大人からリクエストすることも。「あー、おもしろかった」と言うと子どももうれしそう。親子のコミュニケーションが深まりました。
●動物絵本で比べっこ遊び
動物が出てくる絵本で、しっぽの比べっこをして遊びました。「キリンのしっぽは先の方がふさふさしているよ」「ブタは体が大きいけれど、しっぽは短いね」など。今まで気がつかなかったところまで観察することができます。しっぽのほか、「きば比べ」や「耳比べ」などというのも観察しがいがありますよ。