遊びのヒント
- 監修:鈴木みゆき先生
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お子さんの知的好奇心ムクムク!
「今日、何をして遊ぼうかな?」と思ったときに、必ず役立つアイデアいっぱい!
室内遊びや、外出時の電車の中など、さまざまな場面で楽しく遊べるヒントを年齢ごとにご紹介します。
5~6歳
「葉っぱのカルタ」
たくさんの種類の落ち葉を集めてきて、地面にばらまきます。その中の1枚を拾い、子どもにその葉と同じ種類の葉を探してもらいます。イチョウ、モミジなどかたちの違いがはっきりわかる葉っぱ、ギザギザのある葉っぱ、細長い葉っぱなどを選ぶとわかりやすいですよ。同じ葉っぱを2枚ずつ取っていく、葉っぱの仲間探しにも挑戦してみましょう。
自然体験をさせたくても、身近に自然がないからできない! などと思っていませんか。森や林など自然の豊かな所に出かけていかなくても、公園や神社など身近な場所でも自然に接することができますよ。「この葉っぱは公園にはあるけど、神社にはないね」など、自然環境の違いに気づくきっかけにもなるでしょう。
「落ち葉の魚釣り」
落ち葉にクリップをつけ、冷蔵庫などについているマグネットをぶらさげた釣りざおで魚釣りをしましょう。赤い葉っぱ、黄色い葉っぱ、大きい葉っぱや小さい葉っぱなどで、いろいろな種類の魚を作ります。親子でどちらがたくさん釣れるか競争すると盛り上がりますよ。
葉っぱを魚に見立てて遊ぶという行為が、子どものイメージの世界を広げます。また、釣り上げた魚を並べて、大きい魚を釣ったのはどちらか、何匹釣ったのか、いろいろな角度から比べてみてもいいですね。数の概念が育ちます。
- ●まつぼっくりの投げ入れ遊び
- 地面に円を描き、少し離れたところからまつぼっくりを円の中に投げ入れて遊びました。あっちにコロコロこっちにコロコロ、思い通りに転がってくれないのがおもしろい。初めは近くから、少しずつ離れて投げて、腕を競います(まつぼっくりを人に向けて投げないように、注意しましょう)。
- ●落ち葉の色集め
- 色づいた落ち葉を親子で何枚か拾い、茶色、黄色、赤、緑の色の順番に並べて遊びました。自然の色のグラデーションがとってもきれい!「どっちが赤いかな?」と、親子で比べるのも楽しいですよ。
- ●どんぐりの皿移しゲーム
- 皿の上に載せたどんぐりを、空の皿にお箸で移す競争をしました。子どもは割り箸、大人は菜箸でやると、いい勝負に。どんぐりのほか、木の実やまつぼっくりなどかたちや大きさの違うもので遊んでも楽しいです。