やる気が出ない思春期の中学生は、親の声のかけ方で変わる!

小学生の頃と違って勉強が難しくなり、定期テストでの成績が重要になってくる中学生。「勉強をがんばらないと...」と頭では思っていても、多感な時期を迎える年頃の子どもは、ゲームやマンガ、テレビ...様々な誘惑についつい負けて、勉強をおろそかにしてしまう場合が多々あります。

 

大切なのは、親からの"適切な"声かけ

では、そんな子どものやる気を引き出すにはどうすれば良いのでしょうか。発達心理学の専門家によると、特に思春期の子どもの内面を読み取って、親から適切な言葉をかけることがとても重要だと言われています。

例えば、毎日ゲームで遊んでばかりいる我が子に、どんな声をかけることが適切なのでしょう? 以下の2パターンから選んでみてください。

 

A 「勉強しなさい!」と本気で怒る

B ゲームの時間に関するルールを決める

 正解は「B」。

 

Aのように叱りつけることで一旦は勉強をやり始めても、強制的に「やらされている」という意識が働くと、やる気は長く続きません。まずはお子さまと保護者の方との間で納得のいくルールを決めて、勉強に取り組むためのきっかけを作ってあげることがポイントです。

 


叱るよりも効果的なのは...

このようにやる気がグンと上がったり、逆に一気に低下してしまったりと、親の言葉は思春期の子どもにとって、強い影響力があります。ついつい頭ごなしにお子さまを叱ってしまう保護者の方は、まずは声のかけ方を見直すことで、勉強をがんばろうとするお子さまの気持ちを育て、そっと後ろから支えるようなアプローチを試されてみてはいかがでしょうか。

 

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