専門家が教える 子どもが運動好きになる4つのステップ

専門家が教える 子どもが運動好きになる4つのステップ「運動はちょっと苦手」という子どもを運動好きにするには、どうしたらよいのだろうか? 大阪教育大学教授の赤松喜久氏は「まず運動を楽しむことが重要」と話す。ベネッセ教育情報サイトでは子どもが楽しく実践でき、かつ運動能力を高められる運動メニューをご紹介してもらった。

 

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運動好きな子どもに育てるには、最初から速く走ることや上手にボールを投げることを目標にするのではなく、まずは楽しく運動できるようサポートしてあげることが大切です。子どもは、運動が楽しいものだと実感できれば、さらに楽しむためにはどうしたらよいか、上手な友達をまねし始め、無意識のうちに自分でいろいろな方法を工夫するようになります。

 

子どもが運動好きになる4つのステップをご紹介しましょう。
1:まず運動を楽しむ
2:友達をまねる
3:いろいろ試す
4:自分が楽しめる方法を身に付ける

 

発達段階が上がった子どもや、運動が得意な子どもには、「もっと○○すると良いよ」という声かけも有効になってきます。言葉で指導する際は、「それでは速く走れないよ」などと否定的な言葉をかけるのではなく、もっと楽しむにはどうしたらよいかという視点を大切にしてあげましょう。
練習してもなかなか上手にならないと、「どうせわたしは足が遅いから……」「わたしは外で走るより家の中にいたい」と保護者に弱音をはくこともありますよね。そのような言葉や態度をそのまま受け止めるだけだと、ますます運動嫌いになってしまう可能性があります。たとえ上手にできなくても、ちょっとした変化を認めて、ほめてあげることが大切です。
保護者の中には、「自分は運動は苦手だから」と心配しているかたも多いと思いますが、保護者が苦手でも大丈夫です。自身が見本をみせられなくても、子どもの気持ちに共感してあげればOKです。きっと友達や学校の先生がサポートしてくれます。

 

出典:子どもを運動好きにするコツ ~実践編~

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