【中高生のネット利用実態調査】高い「 Twitter」の利用率。高校生のフォロワー数の平均は381人。

【中高生のネット利用実態調査】高い「 Twitter」の利用率。高校生のフォロワー数の平均は381人。ベネッセ教育総合研究所では、2014(平成26)年2月〜3月に、全国28の中学校・高校の中学1年生〜高校2年生9,468人を対象に、ICTの利用実態・意識に関する調査を実施した。ネットやスマホとの関わりがどのくらいあるのか、またオンライン上でのつながり・コミュニケーションが子どもたちの生活や文化・学習にどのような影響を与えているのか、様々な角度から探ってみた。

 

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中高生の2趣味のつながりのある人とない人を比較して特徴的なのは「Twitter」の利用率の違いである。趣味のつながりのある人は、「Twitter」を「ほぼ毎日」使っている人が高校生で62.4%、趣味のつながりのない人の33.3%の倍近くとなる。中学生は全体として「Twitter」の利用率が低いものの、趣味のない人が9.3%であるのに対し、趣味のある人は33.4%と顕著に高い。「Twitter」が趣味に関する情報収集や発信のツールとして利用されている面があるのだろう。

 

さらに、高校生のTwitterのフォロワー数をみると、趣味のある人は平均381.3人で、趣味のない人が277.0人であるのに対し大きな違いがみられる。一方、「LINE」でつながっている友だちの数は、趣味のつながりのある人では143.8人、ない人では116.0人とやはり趣味のつながりのある人が高いが、「Twitter」ほどの違いはみられない。また、調査では、「話をしたり一緒に遊んだりする友だち」「悩みを相談する友だち」といったリアルを中心とした友だちの数についてもたずねているが、それらにはほとんど差がなく、趣味のつながりやネット上でつながっている人の数は、リアルの友人関係にはあまり影響を与えていないようである(下表)。

 

また、高校生では、趣味のつながりのある人の3分の1が「チャットのグループやSNSのアカウントによってキャラやテンションを使い分ける」と答えていることも特徴的だ。リアルの延長のつながりと趣味のつながりで見せる顔は異なっているのかもしれない。

 

Twitterのフォロワー数・LINEの友だち数と「話をしたり遊んだりする友だち」の数(高校生)

 

出典:中高生のインターネット利用の実態は? 趣味でつながる中高生の世界~中高生のICT利用実態調査2014より~

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