【高2保護者向け】進路の可能性を広げる、家庭でのコミュニケーション

日進月歩で進む技術革新やグローバル化によって、社会環境は大きく変わってきています。これに呼応するように大学での学びや入試の内容にも変化が見られるようになりました。先が読めない時代だからこそ、どのような状況にも対応できるような、しっかりとした進路観を養っておくことが大切。お子さまの進路の可能性を広げるために、どのようなコミュニケーションを取っていけばよいのでしょうか? 今回の記事では、そのヒントを紹介していきます。

お子さまが社会に目を向けるきっかけのひとつは「家庭での会話」

積極的に自分の進路を選び取っていくためには、「大学での学びや将来の仕事を通して、社会にどう関わっていくのか?」をお子さま自身が考えることが重要になります。とはいえ、人生経験が浅く、社会に関する知識がまだ乏しい高校生が、こうしたテーマについて深く考えるには、何かしらのきっかけが必要ですし、ゆっくり時間をかけて行うべきでしょう。高校でも3年間の進路学習を通して、自分と社会とのつながりを考える機会が設けられていますが、そうした時間だけでなく、家庭生活の中でも、将来の進路や社会について語り合う時間が必要だといえます。

進路意識は、少しずつ形作られていくもの

家庭で会話を何度か重ねたとしても、進路に対する考え方、見方が急に確立されるわけではありません。進路に関する意識は、少しずつ形作られていくものなのです。

部活や行事、友達づきあいなどで頭がいっぱいの高校生であれば、親との会話を敬遠することもあるかもしれませんが、高2のうちから折りに触れながら会話を積み重ね、保護者のかたが普段の生活や仕事の中で気づいた発見、感じた疑問をお子さまに伝えてみてください。お子さまの社会に対する見方や進路観は着実に豊かになっていきます。

ロールモデルとの出会いが、進路を深く考えるきっかけにも

将来の進路を選択するにあたって、「自分は社会にどう貢献したいのか」を考えることも大切です。こうした考えを深めるためには、ロールモデル(行動や考え方の規範となる人)との出会いも重要。最近は、NPO活動家や起業家として社会貢献に取り組む若者も増えています。もしかしたら、地域貢献に励む身近な先輩などもいるかもしれません。こうした人々の魅力的な生き方を知ることで、お子さまの人生観が広がるでしょう。

また、お子さまにとって、保護者のかたが最も身近な社会人だといえます。保護者のかたと今後の社会や生き方を語ることも、お子さまにとっては十分に刺激になるはずです。

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