中高一貫校を徹底解剖!関東男子校編(開成中、麻布中、暁星中)

 お子さまの中学受験を考える場合、中高一貫校を志望する保護者のかたも多いと思います。この記事では、『首都圏・男子校編』として、開成中(私立・東京)、麻布中(私立・東京)、暁星中(私立・東京)の3校の入試データと出題傾向をご紹介します。

 

 

 監修は森上教育研究所の森上展安先生です。データは森上教育研究所スキル研究会による『中学受験はじめての学校ガイド2015』(ユーキャン/自由国民社)から引用しています。

 


開成中

【2013年度入試データ】

 偏差値:72

 受験者:1206人

 合格者:387人

 倍率:3.1倍

 配点:(310点満点)

 国語85点

 算数85点

 理科70点

 社会70点

 合格最低点:230点

 

【問題の特徴】

国語:正確ですばやい読解力が求められます。設問は、文中の語句の説明、構成・文脈の把握、内容・要旨の読み取り、登場人物の性格・心情把握などです。

 

算数:受験者のレベルに比べて、問題は標準的です。したがって高得点が求められます。2013年度合格者は平均68.3点(85点満点)取っています。場合の数、立体図形、速さと比がよく出題されます。

 

理科:理科の問題もそれほど難しくないので、高得点での勝負となります。ミスをしないことと、難しめの問題にどう取り組むかが重要です。

 

社会:史料、地図、グラフ、表など、資料の読み取り問題がよく出されます。地理は関東地方(特に東京)に関する問題、歴史は江戸〜昭和時代、政治は時事問題がよく出題されます。解答は記号選択、適語記入がほとんどです。

 

 

麻布中

【2013年度入試データ】

 偏差値:68

 受験者:858人

 合格者:384人

 倍率:2.2倍

 配点:(200点満点)

 国語60点

 算数60点

 理科40点

 社会40点

 合格最低点:98点

 

【問題の特徴】

国語:出題は物語文1題で、7000字前後の長文です。解答はほとんどが字数制限のない記述式です。登場人物の心情やその理由を読み取る出題が多いです。

 

算数:複雑そうに見える問題も、小問に沿っていけばきちんと解けるようになっています。図形問題では、三角形の格子を使った問題がよく出されます。

 

理科:問題集や参考書に載っていないような、受験生にとって未知の内容が出題されます。高得点は望みにくいですが、問題文や設問の流れに乗って、合理的に推論する姿勢が必要です。

 

社会:地理・歴史・公民・時事問題など、複数の分野にまたがる総合問題です。背景や因果関係を考えながら、自分なりにまとめて文章にするという訓練が必要です。

 

 

暁星中

【2013年度入試データ】

 偏差値:58

 受験者:236人

 合格者:97人

 倍率:2.4倍

 配点:(350点満点)

 国語100点

 算数100点

 理科75点

 社会75点

 合格最低点:175点

 

【問題の特徴】

国語:長文1題から出題されます。解答形式は選択式と記述式がほぼ半分ずつ。問題文のテーマに沿った作文も出ます。

 

算数:説明文の長い問題が多く出ます。複雑な設定や条件を理解するまでに手間がかかるかもしれませんが、理解してしまえば、さほど難問ではありません。

 

理科:物理・化学・生物・地学の各分野から1題ずつ出題されます。それぞれ小問は5〜6問です。思考力を必要とする問題、ややひねった作図問題が出されます。

 

社会:地理・歴史・公民の各分野からまんべんなく出題され、時事問題と絡めた設問が多いです。試験時間に対して、問題量が多いです。

 

 

 この記事を参考に、「わが子(自分)にあった学校はどこか」「合格するためにどんな対策が必要か」を、親子で話し合ってみてはいかがでしょうか。

→小学3~4年生向けの具体的勉強法はこちらの記事へ

http://learning-park.net/sho/20141219-04.html

 

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