佐賀県 高校入試制度・出題傾向(平成21年度)

佐賀県の公立高校入試制度(平成21年度)

内申書情報前期・後期試験推薦入試
内申点は、中一・中二・中三の成績が9教科5段階で評定され、各学年とも45点満点で、合計135点満点。学力検査と内申書、面接の結果などを総合して合否を判定(後期試験では、一部の学科・コースで適性検査を実施。その場合は、判定資料となる)。その際、学力検査点と内申点の比率は高校によって異なる。学力検査は、前期試験では3教科(組み合わせは高校によって異なる)。後期試験では5教科が実施され、国・社・理は各50点満点、英と数の配点は各高校が決める。また一部の学科・コースで傾斜配点を実施。多くの高校で実施。募集人員は定員の15~60%以内で、高校・学科・コースごとに異なる。合否は、内申書、推薦書、面接などの結果から判定。また一部の高校・学科・コースで適性検査が実施され、判定資料となる。

佐賀県の公立高校入試傾向(平成21年度)

英語
入試傾向
英作文の割合が非常に高い!
構成はほぼ例年通り。【1】はリスニング。【2】【3】は短い対話文読解と、絵の吹き出しに合う英文を書く英作文。【4】―【6】は対話文、【7】は長文の読解だよ。長文中に英文を補充したり、自分の意見を書いたり、英作文が約2割と非常に多く出題されるのが特徴なんだ。
過去3か年はこれが出た!
数学
入試傾向
学校指定の大問を受験する形式が特徴!
【1】と【2】は小問集合。【3】は確率と規則性に関する問題の中問集合。【4】は方程式の文章題。【5】は1次関数の問題。【6】は放物線を素材とした関数の問題。【7】は平面図形の問題。【8】は空間図形の問題。【1】―【8】で、学校指定の大問を受験する形式だったよ。
過去3か年はこれが出た!
国語
入試傾向
放送を聞いて書く作文問題が出る
大問構成に変化はないよ。【1】は放送によるスピーチを聞いて書く作文問題で、そのスピーチの問題点や改善すべき点を指摘することが求められたんだ。【2】の説明的文章や【3】の小説では読解問題のほか、漢字や文法の問題も出たよ。【4】は古文が出題されたんだ。
過去3か年はこれが出た!

理科
入試傾向
環境に関するグラフの読みとりが出た!
大問は全部で5問。物理・化学・地学・生物の問題のほか、【2】では環境問題が出ていたのが特徴だよ。表やグラフを使った問題が多く、とくに【1】の生物では、血液や尿に含まれる尿素の割合に関する計算問題が出ていて、表の読みとりがポイントとなる問題が出ていたよ!。
過去3か年はこれが出た!
社会
入試傾向
3分野ともに、文章記述問題が多く出題される!
【1】【2】は地理、【3】【4】は歴史、【5】【6】は公民が出題されたよ。3分野ともに、地図や統計資料・写真などの複数の資料を読み取って、理由や特徴などをまとめる問題が多く出題されているよ。正確に資料を読み取る力と簡潔に文章をまとめる力が求められているよ。
過去3か年はこれが出た!

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