【社会その他】 模試やテストでの時間配分について
模試やテストなどでいつも時間が足りません。どうしたら時間内に解き終わることができますか?
ペース配分はどうしたらよいのでしょうか?
進研ゼミからの回答
最初に問題1問あたりのおおよその時間を決めましょう。またふだんから問題をたくさん解き,スピードアップの練習をするとよいでしょう。
■時間配分
見直しに5分かけるとして,1問あたりのおおよその時間を計算するとよいでしょう。
試験時間が45分で問題が10問あった場合,1問にかけられる時間は
(45分-5分)÷10(問)=4分 4分ということになります。
わからない問題があった場合,目安の4分以上は悩まず,次の問題へ進みましょう。まったくわからなそうな問題は,もっと短めの時間で切り上げてしまってもよいでしょう。その分ほかの問題を解く時間が増えます。そして見直しの時間にもう一度チャレンジしてみるのもよいでしょう。
■問題演習
問題を速く解けるようになるには,ある程度「テストに慣れる」ことが大切です。ふだんからできるだけたくさんの問題を解くようにしましょう。すると次第に,「こういう聞かれ方をされるんだな」という,問題の出され方に慣れてきます。その積み重ねで,少しずつ解くスピードがアップしていくことでしょう。
[キーワードに印をつける]
解けなくて次の問題に移る場合でも,キーワードなど,手がかりになる語句や数字にとりあえず印をつけておくと,あとで解く時間が残っていた場合の時間短縮に役立ちます。
[絶対に間違いだと思う選択肢を消せれば大きな前進]
「4つの選択肢の中から正しいものを1つ選ぶ」という問題がよくあります。2つには簡単に絞り込めたけれど,残りのどちらかわからないというときは,とりあえず確からしいほうを選んで次に進みましょう。あとで戻って解き直す時間があった場合には,もう一度考えてみましょう。それだけでも,かなりの時間の節約になります。
[できる問題を確実に]
テストでは,解けそうな問題は確実に解答しましょう。あやふやな問題は思い切ってあきらめ,解けそうな問題に集中して取り組むことも大切です。