【国語その他】 熟語の構成について
熟語の構成がまったくわかりません。どうしたらいいですか?
進研ゼミからの回答
熟語の構成を考えるときは,2つの漢字の関係に注目しましょう。
熟語の構成のおもなものを以下に挙げておきます。2つの漢字の関係をしっかり押さえましょう。
■似た意味の漢字を重ねているもの
[例]温暖(温かい+暖かい)・岩石(岩+石)
■反対の意味の漢字を組み合わせているもの
[例]上下(上―下)・増減(増える―減る)
■上下が修飾・被修飾の関係になっているもの
[例]美人(美しい人)・清流(清い流れ)
上の字が「どんな」を表し,下の字を詳しく説明しています。
■下の字が上の字の目的になっているもの
[例]乗船(船に乗る)・登山(山に登る)
下の字が「~に」「~を」を表し,上の字が「~する」という構成になっています。
■上の字が主語,下の字が述語になっているもの
[例]国立(国が立てる)・円高(円が高い)
実際に問題を解いて,おもなものを覚えておくとよいでしょう。