【名詞・代名詞】anotherとotherのちがい
anotherとotherのちがいがよくわかりません。
進研ゼミからの回答
「another」と「other」は、指すものが「単数か複数か」と「特定されるか特定されないか」で使い分けます。
・「another」… 「another + 単数名詞」
・「other」 … 「the other + 単数名詞 / 複数名詞」か「other + 複数名詞」
■ 「another + 単数名詞」… 「もう1つの~、もう1人の~」
「another」とは「an + other」で、「an」がすでについているため、後ろにくるのは「単数名詞」だけです。「an」がついているので「the」はつけられず、特定されない人・ものを指すときに使います。
[例]
Would you like another cup of coffee?
(コーヒーをもう1杯いかがですか)
■ 「the other + 単数名詞」… 「(2つの中で)もう一方の~」
2つしかないうちの残り1つなので、特定される人・ものを指すときに使います。
[例]
I'm looking for the other glove.
(わたしはもう一方の手袋を探しています)
※手袋は左右2つで1セットなので、もう一方の手袋は特定されています。つまり、単数名詞であっても不特定を表す「another」は使えないので、注意しましょう。
■ 「the other + 複数名詞」… 「(3つ以上の中で)残りの~」
複数あるうちの残りすべてなので、特定される人・ものを指すときに使います。
[例]
Maki is from Osaka, but the other girls are from Tokyo.
(マキは大阪出身ですが、残りの女の子たちは東京出身です)
■ 「other + 複数名詞」… 「ほかの~」
「the」がついていないので、特定されない人・ものを指すときに使います。
「the」をつけずに、「other + 単数名詞」とすることはできないので、注意しましょう。
[例]
Do you have any other questions?
(ほかの質問はありますか)
※疑問文なので「any」がついています。