夏休みなどの長期休み明けから学校に行きたがらない子は少なくありません。休み期間中の生活習慣の乱れや、友人関係の不安から登校を渋る子は少なくないのです。
夏休み明け、もしも子どもが学校に行きたがらなかったら保護者は、子どもにどう接してあげるべきなのでしょうか?また楽しく学校生活を再開させてあげるために親がしてあげられることはなんでしょうか?
夏休み明けに学校に行きたがらない理由は?
長期休みの後は学校に行き渋る子どもも少なくないと言われています。その理由は「1学期に感じた負担やストレスを思い出すため」「生活リズムが戻せないため」「宿題や課題ができていないため」「人間関係に不安があるため」といったことが挙げられます。しかし、子どもによって背景はさまざまです。「なんで行きたくないの?」と理由を探るより、まずは行きたくないという不安な気持ちを受け止めてあげましょう。
もしも夏休み明けの
登校を行き渋ったら、
保護者はどう子どもに
接するべき?
まずは慌てずに子どもの気持ちを全面的に受け止めることが大切です。質問をしても明確な理由はなく、あやふやな回答しか返ってこないこともあるかもしれません。そんなときも、無理に学校へ行かせようとするなど、親の要求は出してはいけません。子どもの気持ちを受け止め、学校に行く楽しみを一緒に見つけてあげましょう。
スムーズな新学期を
迎えるために、
親ができることとは?
長い休みの後はなかなかエンジンがかからない、というのは大人も子どもも同じです。生活リズムが崩れてしまっている場合は、8月の後半から夏休みが始まる前の生活に体を慣れさせておきましょう。
明らかに
様子がいつもと違う場合は、
しっかり話し合いを。
子どもの様子が明らかにいつもと異なる場合は、しっかり子どもの話を聞いてあげましょう。無理に登校を強要することでストレスが大きくなり、うつ病にるながってしまうこともあります。
何が子どものストレスになっているのか話し合いをおこない、解決へ導いてあげることが大切です。家庭内だけで問題を解決できない場合や、休みが長期間にわたる場合は、学校や専門機関へ相談することも大切です。