はむはむのおんらいん教室
ポイント1
テーマには手がかりと予想が必要!
何かを調べる時には、まずテーマを決めましょう。
テーマについてよく考えないと、行きあたりばったりで調べることになります。
これでは時間がかかるばかりでよくありません。調べる方法や結果がある程度予 想できるかがポイントです。
環境、国際交流といった大きなテーマではなく、たとえば環境であれば、環境の中の「ゴミ問題」、さらに「ゴミをへらす」
「リサイクル」とテーマをどんどん掘り下げていきましょう。なるべく小さなテーマにどんどん絞り込んで行くことが大切です。
具体的なテーマにすると、調べ方や予想される結果が見えてきます。テーマが具体的になると身近で具体的な「なぜだろう?」が見えてきます。そこから調べ学習でいちばん大切な興味や、やる気が出てきます。
調べたいと本気で思えるようになったら、もう大成功です。
ポイント2
見つけて終わり学習はだめ!
調べ学習をするときに気を付けなければいけないのは、「見つけて終わり学習」になっていてはいけないということです。 インターネットで調べたときに、見つけて、 印刷して、きれいに切りはりして、はいできあがりというのは、調べ学習ではありません。調べただけで終わるのは見つけて終わり学習です。調べていて、はっと気付くことがあったら、メモをとりましょう。 見つけたことをきっかけに、あなただけの考えを生み出さないといけません。
ポイント3
自分で考えることが大切!
調べたことが世の中にとってどういう意味を持っているのか、なぜこうなっているのかを考えることが大切です。 本当にそうなのかという疑問や、なるほどといった発見はすぐにメモにとりましょう。メモをきっかけに、考えて、考えて、考えぬくことが大切です。 もっと調べたい、考えたいという気持ちが調べ学習の中で 生まれていたらあなたの調べ学習は大成功です。 それに、インターネットには古い情報やまちがった情報もあります。 見つけた情報が正しいものなのかどうか確かめるには、自分で考えることが必要です。
ポイント4
情報は集めるだけでは価値がない!
調べ学習では情報を集めますが、情報は集めるだけではなく、使うことで価値がでてきます。 たとえば、私たちの町の○○を調べる時に、町の○○について情報を集めることが目的では集めただけになってしまいます。調べた結果から自分たちの町をどんなふうにしていったら、もっといい町になるかまで考えましょう。調べたことの価値がでてきます。
ポイント5
調べる方法はひとつではない!
調べるときは、ひとつの方法だけでなく、いろいろな方法を利用しましょう。テーマや目的によって、どういう方法がよいか考え、さまざまな立場の人の考え方や意見も知るようにしましょう。インターネットは気軽ですが、本で調べたり、インタビューしたりすることも大切です。
ポイント6
他人の文章やデータは勝手に使わない!
他人の文章やデータを使うことを「引用」と言います。 自分の考えや言いたいことをうら付けるために使うことはいいことですが、きちんと他人の文章やデータだということがわかるように、誰の文章やデータなのかを書かなければいけません。