読みたくなる学級通信
(月ごとの読みたくなるテーマ
/9~3月編)

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みんながワクワクする!学級通信づくりのコツ

読みたくなる学級通信のテーマはこれだ!

ステップ3

月ごとの読みたくなるテーマ/9~3月編

引き続きステップ3でも、9月~3月のおすすめなテーマについて、見出しと内容をご紹介します。

9月

「夏休み明けは、ここに気を付けて!」

1か月以上の休みのあとは、子どもたちの集中力がガクンと落ちていることがあります。 テレビやゲームなどで夜更かしする習慣が身に付き、授業中にボーッとしている子どももいるでしょう。 そんなときは、とにかく夜の10時にはベッドに入ることを促してもらったり、 夏休みの延長で長時間ゲームやテレビをやりたがっても、毎日の宿題を優先するよう説得してもらったりするなど、 保護者の注意を引きつけながら協力を促すことが大切です。

「月見のお楽しみとは!?」

9月の歳時記として、お月見(十五夜)をしている家庭はどれくらいでしょうか。 もともとは農作物の収穫を神に感謝する行事だったといわれていますが、 昔ながらの伝統行事は子どもたちにも引き継いでいきたいものです。 お供えする月見団子の数はその年の月数のため、通常は12個ですが、うるう年は13個に。 なお、月見団子に限り、「盗み食い」の風習が昔はあり、団子をたくさん盗み食いされたほうが、縁起がいいとされていたようです。 子どもが喜びそうな豆知識ですね。

10月

「運動会は、保護者も腕の見せどころ」

誰もが楽しみにしている運動会。 保護者は子どもの晴れ姿を写真や動画におさめようとはりきっていることでしょう。 一方、子どもたちもどんなふうに自分が撮られるのか、楽しみにしているはずです。 そこで、各競技別に最高のショットが撮れる場所を紹介できれば、保護者から感謝されること間違いありません。

「10月10日は何の日?」

10月10日は「目の日」です。テレビやゲーム、パソコンの普及により、子どもの目も相当疲れているはずです。 視力は一度落ちると回復させることが難しいため、落ちないよう常に気を付けておく必要があります。 明るい部屋で、勉強したり本を読んだりしているかを、いま一度保護者に確認を。 目によい食べ物、ブルーベリーなどを積極的に摂ることも呼びかけましょう。

「スポーツの秋を機に運動を見直そう!」

小学校の間は成長するうえで、とても大切な時期です。 たくさん食べて、適度な運動をするなどして体のベースをつくっておく必要があります。 下校後、塾などに通って勉強に精を出すのも結構ですが、せめて週末は保護者と運動場や広場、 区営や市営体育館に行って、思いっきり汗をかくよう呼びかけましょう。 学校の近くに手軽に運動ができる施設などがあれば、紹介するといいでしょう。

11月

「読書週間には読み聞かせを」

11月を読書週間としている学校も多いでしょう。 インターネットの普及により、読書離れが進んでいるといわれていますが、 文章を読んで想像力を働かせる読書は子どもにとってとても大切なことです。 おすすめの本があれば紹介してもいいですし、読書をする習慣がない子どもに関しては、 保護者による読み聞かせが非常に効果的であることを伝えましょう。 実際、読み聞かせによって、子どもが本好きになったという例は後を絶ちません。 読書感想文や感想画を書いてもらって、教室に掲示してもいいでしょう。

12月

「インフルエンザを甘くみないで!」

インフルエンザが流行しやすいこの時期。 1人がかかるとほかの子どもにも移ってしまうため、まずは予防が肝心です。 外から帰ったら、うがいと手洗いをするよう、習慣化するまで何度も子どもに伝える必要があります。 当然、保護者の協力も欠かせません。抵抗力をつけるため、普段の食事に気を付けることはもちろん、 ミカンなどのビタミンCを豊富に含む食べ物を摂ることを訴えましょう。

1月

「七草がゆで邪気を払おう」

1月7日には七草(セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ)を細かく刻んで、 七草がゆを食べる習慣があります。それは平安時代には無病長寿を願っての慣習でしたが、 いまは邪気払いのおまじないとして普及しています。 正月料理で疲れた胃腸を休ませることができる意味でも最適です。 若い保護者もいるでしょうし、そんな豆知識を紹介するのもいいでしょう。

「鏡開きでお餅はなぜ切ってはいけないの?」

飾っていた鏡餅は1月11日に食べるようにします。 鏡餅には年神様が宿っているとされているので、鏡餅は刃物では切らず、木槌などでたたいて開くのが一般的です。 開くときにできた鏡餅の断片も残さず食べるほうがよしとされています。 こんな幸福にあやかれそうな知識は喜ばれるでしょう。

2月

「節分にはうれしいことが盛りだくさん!」

豆まきの儀式は中国に由来します。 豆には「霊力」があるとみなされ、「鬼は外、福は内」と豆をまくことにより邪気を払い、福を呼び込むといわれています。 まき終わったら、歳の数、もしくは歳の数+1個の豆を食べて、その年の無病息災を祈ります。 最近では「恵方巻き」行事も人気。節分の日に恵方を向いて、願いごとを思い浮かべながら黙って太巻きを丸かじりすると、 願いごとが叶う、商売繁盛、無病息災などのいい伝えがあります。

3月

「終業式~1年間でみんな大きく成長しました」

学年のしめくくりとして、子どもたちがどのように成長したのか、 クラス全員で力を合わせて何を成し遂げたのか、具体的に細かく紹介します。 すると、保護者のかたは子どもの成長ぶりが手に取るようにわかって喜ばれるでしょう。

「雛(ひな)祭りの意外な起源&作法」

中国では縁起のよくない日であり、邪気に見舞われやすいとされた日。 平安時代には自分の厄を紙人形に引き受けさせ、川に流す「流し雛」が行われていました。 時がたつにつれ、豪華絢爛(けんらん)なお雛さまを飾るようになり、女の子の成長を願う行事になりました。 なお、雛人形は遅くとも雛祭りの1週間前には飾り、雛祭りの翌日にはかたづけます。 飾ったままでいると、女の子が縁遠くなるといわれています。 女の子のいる家庭には再確認をしてみるのもいいでしょう。

ステップ1

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