隅から隅まで読みたくなる見出し
(見出しにふさわしくない
表現とは?)




みんながワクワクする!学級通信づくりのコツ
隅から隅まで読みたくなる、見出しのつくり方
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ステップ3
見出しにふさわしくない表現とは?
ステップ1、2ともに、読者の目を引く見出しのつけ方について説明してきました。
ただ、ここで気を付けたいことは、ステップ1、2を過度にやりすぎないということです。
この部分の線引きが意外とむずかしいのですが、 事実を誇張していたり、
読者をあおったりするような見出しが週刊誌などに使われているのを 目にすることもあるでしょう。
もちろん、お金を出して買ってもらわないと採算が取れない会社にとっては、
しかたのないことかもしれません。
しかし、おおげさであったり、あおったりするような見出しは、 目にしてもあまり気持ちのいいものではありません。
また、仮に見出しに引きつけられたとしても、いざ内容を読むと肩すかしを覚え、
「なんだ、そんなことか……」とがっかりすることもあるはずです。
せっかく学級通信をつくるのですから、全部読んでほしいと思うのは当然ですが、 見出しのタイプをきちんと理解しておくと、
より読み応えのある学級通信をつくることが可能なのです。
たとえば、給食費は期日どおりに支払うべきだということを、学級通信をとおして伝えたいとします。
「給食費は期日どおりに支払いましょう」
という見出しでも当然よいのですが、ステップ1の、あえて結論を書かないタイプの 見出しにすると、
「給食費が支払われないと、困るのはだれ?」
となります。
そして、ステップ3でご説明した、あまり見出しとしてふさわしくない表現にすると、
「給食費を支払わないと、大変なことになります!」
となるのです。
もちろん、このような過激な見出しをつけようとすることはめったにないとは思いますが、
見出しのつけ方にもいくつかタイプがあるということを知っておくだけでも、学級通信づくりが楽しくなるでしょう。
ステップ1







