遊びのヒント
- 監修:鈴木みゆき先生
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お子さんの知的好奇心ムクムク!
「今日、何をして遊ぼうかな?」と思ったときに、必ず役立つアイデアいっぱい!
室内遊びや、外出時の電車の中など、さまざまな場面で楽しく遊べるヒントを年齢ごとにご紹介します。
3~4歳
ガムテープでカーペット掃除
子どもと一緒にいられる時間が短いときは、家事に子どもを巻き込んでしまいましょう。カーペットのお掃除を兼ねてこんな遊びはいかが? 5~10cmほどに切ったガムテープをカーペットの半分のスペースに適当にはっておきます。「よーいどん!」の合図でガムテープをはがし、もう半分のスペースにどんどんはり替えていきましょう。 誰が一番たくさんはり替えられるか、おうちの人やきょうだいで競争すると盛り上がりますよ。また、ガムテープをお互いの洋服にくっつけっこ競争するのも楽しいですね!遊びとお掃除がいっぺんにできる一石二鳥の遊びです。
子どもは貼ったりはがしたりする遊びが大好き。
ガムテープをペタペタとつまんだりはがしたり、貼ったりする作業は、鉛筆で字を書く、はさみで切る、紐を結ぶなどの動作の基礎にもなります。また、貼り替えたものを並べて、「○○ちゃんは、いっぱいはがせたね!」と言葉をかけても。楽しみながら「次はもっとたくさんはがそう」「どうやったらもっと早くできるかな」とチャレンジする気持ちがグッと盛り上がります。
絵本探しクイズ
「さあ、遊ぼう」と思ったときにすぐに使えるのが絵本。読み聞かせるのももちろん楽しいけれど、絵本そのものを遊び道具にしてしまいましょう。 子どもに絵本を持ってこさせるとき、本のタイトルを言わずに、「犬がお風呂に入っている本」「かばさんが歯をみがいている本」などと「○○が△△している・・・」というかたちで問いかけます。 子どもが本を持ってきたら、「どうしてお風呂に入っているんだっけ?」「食べたあとは歯をみがくんだよね」などとその場面だけでお話ししてもいいですね。 シリーズ本や月刊誌など、いつも同じ登場人物が出てくる本なら、よりいろいろな表現が楽しめますよ。
絵本そのもので遊べる、とても楽しいアイディア。子どもが夢中になること間違いなしです! おしゃべりが急に上手になり、言葉の世界がぐんと広がるころでもあり、「○○が△△しているところ」というように登場人物と行動を結びつけて、たくさんの言葉に触れさせてあげることができます。「今度はお母さんに問題出してね」と逆に聞いても楽しいですね。
- ●お掃除マンに変身
- 忙しいときは、子どもに「お掃除マン」になってもらい、一緒にお掃除しながら遊びました。手に古い靴下、子ども用のエプロンと風呂敷のマントを身につけると、すっかりヒーロー気分。手にはめた靴下で本棚やテレビの画面、階段などほこりがたまりやすいところをどんどんふいてもらいます。「すっごーい、ピッカピカ!」とほめられるのがとてもうれしいのか、「もっとやる!」と自分からお掃除する所を探していましたよ。
- ●色みつけクイズ
- 袋の中に色鉛筆を何色か入れておいて、手探りで1本取り出します。すぐにその色と同じ色のものを部屋の中から見つけ出し、素早くタッチします。初めは赤、青、黄色の3色くらいから始めて、緑、白、黒と少しずつ増やしていきます。身のまわりのいろいろな色に気づくきっかけになりました。
- ●マグネットを使って
- 食事のしたくで手が離せないとき、冷蔵庫にマグネットをパズルのようにつけて遊びました。いろいろな色のマグネットを用意し、並べて「お花」「トラック」「ネコ」などを作ります。作っているうちに、「お花畑にしよう」「動物園を作ろう」などと、どんどんイメージを膨らませて遊んでいました。