子どもにやる気を出させるには? 子どもにやる気を出させるには?

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子どもにやる気を出させるには?

保護者

やる気を出してほしいと思っているのに、空回りの日々

保護者


小6男子・中3女子の母

現場の教員

「つい口出ししたくなる」ときこそ、子どものやる気を引き出す大きなチャンス

現場の先生

現役小学校教諭
庄子寛之 先生

研究者

学びは楽しいこと、役に立つことを根気よく伝えよう

研究者

ベネッセ教育総合研究所
主席研究員 木村治生

保護者

やる気を出してほしいと思っているのに、空回りの日々

「宿題した?」 「今、やろうと思っていたのに、言われたらやる気なくなった」 小6の息子と、何度、この会話を繰り返したことでしょう。学校から帰るなり、ゲームをしているのを見て、「もうちょっとだけ様子をみよう!」とガマンするものの、いつも最悪のタイミングで声掛けをしてしまっているみたいです。

中3になってようやくやる気を出した娘の定期テストの結果を見て 「ここ、もうちょっとだったね」というと 「英語はがんばって、前よりずいぶんいい点数なのに、なぜ、お母さんは悪いとところからコメントするの」と言われ、反省。ほめて伸ばすと思っていても、なかなか実行できません。

子どもにやる気を出してほしいと思っているのに、空回りしているなあと思い、反省の日々です……。

保護者


小6男子・中3女子の母

現場の教員

「つい口出ししたくなる」ときこそ、子どものやる気を引き出す大きなチャンス

子どもが宿題に取り掛からない。

注意しても反抗して逆ギレ。 こんなとき、保護者はどうするとよいのでしょうか? 実はつい口出ししたくなるときこそ、子どものやる気を引き出す大きなチャンスです。 私が教師としてたくさんの親子と接してきたなかで、伸びる子の保護者の一つの共通点は「待ち上手」ということでした。 私が大切にしていることは、まず自分を整えることです。 子供は簡単に変わらない。でも自分は今から変えようとすることができる。 親であるあなたの機嫌がいいことこそが、一番の我が子のためです。 ぜひ、今日から実践してみてはいかがでしょうか。

関連記事:伸びる子の親の共通点「待ち上手」とは

現場の先生

現役小学校教諭
庄子寛之 先生

研究者

学びは楽しいこと、役に立つことを根気よく伝えよう

心理学では、学習のやる気を高めたり維持したりすることを「動機づけ」と言います。 動機づけには、内容が面白いから学ぼうと思う「内発的動機づけ」と、学ぶ内容とは別の理由で学ぼうと思う「外発的動機づけ」の2つのタイプがあります。 内発的動機づけを働かせるには、好奇心が育つように、子どもが面白がっていることを親子でいっしょに楽しめるといいですね。 しかし、子どもが大きくなると、楽しく学べる内容ばかりではなくなります。そのときは、外発的動機づけも大切です。 学ぶ内容に興味がなくても、それが自分の将来にとても役立つものだと理解できれば、子どもはがんばろうと思います。保護者の方は、子どもが学ぶ目的や目標を考えるような機会を作れるといいですね。

研究者

ベネッセ教育総合研究所
主席研究員 木村治生