2017/04/19

東京大学社会科学研究所・ ベネッセ教育総合研究所共同研究 「子どもの生活と学びに関する親子調査2016」

関連調査ラインナップ

調査の目的

東京大学社会科学研究所・ベネッセ教育総合研究所共同研究「子どもの生活と学び」研究プロジェクト(親子パネル調査)では、同一の親子(小学1年生から高校3年生、約2万1千組)を対象に、毎年、複数の調査を実施しています。本調査は、その基本となる、全学年を対象に毎年1回実施する調査の第2回調査(Wave2)です。
このパネル調査では、「子どもの生活・学習・人間関係・価値観」などの意識・実態や「保護者の子育て・教育」の意識・実態が、「子どもが身につけている力」や「自立」の程度とどのように関連しているのか、また、それらが高校卒業時点での「自立」にどのようにつながっていくのかを明らかにしていきます。
子どもの自立を「生活者としての自立」「学習者としての自立」「社会人としての自立」の3つの側面でとらえており、第2回調査は「学習者としての自立」がテーマです。

プレスリリース

  • 学習における「中2問題プロブレム」 中2生は勉強嫌いが約6割
    大規模な追跡調査で判明した「勉強が好きになった子」の特徴とは
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調査の概要

調査テーマ

【子ども調査】子どもの生活と学習に関する意識と実態
【保護者調査】保護者の子育て・教育に関する意識と実態
※第2回調査は「学習」について詳しく尋ねています。
※速報版では、第1回調査と第2回調査を用いたパネルデータ分析を行っています。

調査方法

郵送による自記式質問紙調査

調査時期

2016年7~8月

調査対象

全国の小学4年生から高校3年生の子ども11,014名、小学1年生から高校3年生の保護者16,013名
※このプロジェクトの「調査モニター」(21,485組の親子)全員に調査票を配布。

調査項目

【子ども調査】
起床・就寝時刻/生活時間/学習時間/勉強の好き嫌い/勉強する理由/勉強方法/学校生活/学校の授業/好きな教科や時間/文系か理系か/部活動/勉強する場所/習い事/学習塾/アルバイト/1年間の経験/学歴・競争への意識/進学・留学への意識/成績の自己評価/保護者との会話/保護者とのかかわり/学習・思考・行動・人間関係の得意・苦手/自信/政治や社会への意識/将来の目標/なりたい職業など

【保護者調査】
子どもとのかかわり/習い事/学習塾/教育費/教育観/悩みや気がかり/進学への意識/政治や社会への意識/保護者自身のふだんの生活(趣味、社会活動など)/保護者自身の自立度など

※上記以外に、子どもの属性、保護者の属性に関する項目を尋ねている。
※小学1~3年生は、子どもの項目の一部を保護者が回答している。

●調査設計(P.4)

目次・詳細

  • 「子どもの生活と学び」研究プロジェクトについて
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  • 調査概要・基本属性
    親子パネル調査から見えてきたこと
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  • Ⅰ 課題提起
    ①学習時間
    ② 学習意欲(勉強の好き嫌い)
    ③「勉強の好き嫌い」の変化
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  • Ⅱ 分析と考察

    ①勉強する理由(学習動機づけ)
    ②勉強方法(学習方略)
    ③学校生活
    ④さまざまな経験
    ⑤親子の会話
    ⑥保護者のかかわり
    ⑦自己認識
    ⑧将来目標
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  • Ⅲ TOPICS
    ①文系・理系の自己認識
    ②政治や社会への意識
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  • 調査企画・分析メンバー
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