2015/03/23

小中学生の学びに関する実態調査 報告書 [2014]

調査の目的

子どもたちが「主体的に学ぶ力」を身につけるため、どのように学んでいるのか、保護者は子どもの学びにどのように関わっているのか、保護者の関わりが子どもの学びにどのような影響を及ぼしているのかを明らかにすることを目的にしています。

調査概要

調査テーマ

小中学生の学びや保護者の関わりについての意識と実態

調査方法

郵送法(自記式アンケートを郵送により配布・回収)

調査時期

2014年2月~3月

調査地域・対象・サンプル構成

調査対象:全国の小学4年生~中学2年生の子どもとその保護者

発送数:各学年2,000組ずつ

小学生の有効回収数:3,450組 中学生の有効回収数:1,959組

調査項目

【子ども調査の主な項目】

勉強の好き嫌い/好きな教科/学校で受けている授業方法/得意なこと/学校での学習態度や家庭での学習習慣/家庭での勉強時間/成績の自己評価(中学生のみ)/勉強方法/勉強方法を教えてくれた人/勉強する理由/自己認識/学習に対する考え/学習上の悩み/子どもから見た父親・母親の関わりなど

 

【保護者調査の主な項目】

子どもの生活や学習習慣に対する評価/基本的な養育態度/子どもの勉強への関わり/1ヶ月の教育費/子どもと一緒にすること/子どもの成績への評価(小学生のみ)/子どもに身につけてほしい力/子どもとの会話/子どもの学習に関する悩みや気がかり/社会観や価値観/学習に対する自身の考え/子どもの生活や勉強への満足度など

プレスリリース

・「小中学生の学びに関する実態調査」速報

小学生の40%、中学生の55%が、「上手な勉強のやり方が分からない」
成績上位で学習時間が短い子どもは、答え合わせをした後に解き方や考え方を確かめる

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調査報告書の目次

  • 企画背景・調査概要・基本属性など
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  • 研究レポート1
    小・中学生の学習への動機づけは、保護者のどのようなかかわりによって高まるか?
    —保護者の学習観をふまえて—
    京都教育大学准教授 伊藤崇達
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  • 研究レポート2
    自律的な理由で勉強することが適応的である
    筑波大学准教授 外山美樹
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  • 研究レポート3
    小学生の努力主義の形成要因と帰結
    —「頑張ればできる」勉強観の功罪—
    明星大学教育学部助教 須藤康介
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  • 研究レポート4
    「学習方略」の獲得は社会階層の壁を越えられるのか
    —子どもの成績を規定する要因についての考察—
    ベネッセ教育総合研究所 初等中等教育研究室長 木村治生
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  • 研究レポート5
    自己効力感が高い小・中学生はどのような子どもか
    —子どもの特徴と、保護者との関係に注目して—
    ベネッセ教育総合研究所 研究員 木村聡
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  • 調査企画・分析メンバー
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  • *研究レポート6、研究レポート7は4月に入ってから順次公開していく予定。

資料編

関連情報