2021/03/05
東京大学社会科学研究所・ ベネッセ教育総合研究所共同研究 「子どもの生活と学びに関する親子調査」
親子パネル調査の調査結果
- 「子どもの生活と学びに関する親子調査2015」(第1回)
- 「子どもの生活と学びに関する親子調査2016」(第2回)
- 「子どもの生活と学びに関する親子調査2017」(第3回)
- 「子どもの生活と学びに関する親子調査2018」(第4回)
- 「子どもの生活と学びに関する親子調査2019」(第5回)
- 「子どもの生活と学びに関する親子調査2020」(第6回)
- 「子どもの生活と学びに関する親子調査2021」(第7回)
- 「子どもの生活と学びに関する親子調査2022」(第8回)
- 「子どもの生活と学びに関する親子調査2023」(第9回)
関連調査(本親子パネル調査モニター対象)
※日本教育社会学会での報告はこちら
※書籍『子どもの学びと成長を追う
—2万組の親子パネル調査の結果から』の紹介はこちら
研究プロジェクトの目的
東京大学社会科学研究所とベネッセ教育総合研究所は、2014年に、「子どもの生活と学び」の実態を明らかにする研究プロジェクトを共同で立ち上げました。このプロジェクトは、お子さまの生活や学習の状況、保護者の皆さまの子育ての様子を複数年にわたって調査し、それらがお子さまの成長によってどう変化するのかを明らかにします。これにより、よりよい子育てのあり方やご家庭での働きかけについて検討することを目的にしています。
研究プロジェクトの特徴
1.小学1年生から高校3年生の「現在」と「時代変化」をとらえることができる。
このプロジェクトでは、小学1年生から高校3年生の子どもとその保護者に対して、毎年継続して調査を実施します。これにより、12学年にわたる子どもの生活や学び、保護者の子育ての実態など「現在」の様子(1時点の学年による違い)を明らかにできます(図中①)。
また、経年比較により、子どもと保護者の「時代変化」をみることができます(図中②)。
また、経年比較により、子どもと保護者の「時代変化」をみることができます(図中②)。
2. 親子の「成長・発達」のプロセスをとらえることができる(親子パネルデータ分析)
また、このプロジェクトでは、同じ子どもとその保護者を継続して調査します。
これにより、子どもが毎年どのように成長・発達していくのか、また、それによって保護者のかかわりや意識はどのように変化するのかといった、親子の「成長・発達」の様子や因果関係を明らかにすることができます(図中③)。
これにより、子どもが毎年どのように成長・発達していくのか、また、それによって保護者のかかわりや意識はどのように変化するのかといった、親子の「成長・発達」の様子や因果関係を明らかにすることができます(図中③)。
3.子どもの生活と学習にかかわる意識や実態を幅広く、詳細にとらえることができる
子どもを対象にした調査では、生活、学習、人間関係、価値観、自立の程度などを幅広く尋ねています。
また、保護者を対象にした調査では、子どもへのかかわりや子育て・教育の意識などを尋ねています。
この2つの調査から、子どもと保護者の日々の生活や学習の様子を浮かび上がらせるとともに、子どもと保護者の課題に迫ります。
また、保護者を対象にした調査では、子どもへのかかわりや子育て・教育の意識などを尋ねています。
この2つの調査から、子どもと保護者の日々の生活や学習の様子を浮かび上がらせるとともに、子どもと保護者の課題に迫ります。
調査構造図
その他 初等中等教育 コンテンツ
研究知見・技術協力で
豊かな学びを実現します
ベネッセ教育総合研究所では、社会課題解決のために、大学・研究機関や自治体等との連携を強化しています。
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ベネッセ教育総合研究所の研究領域
国内外の研究者・実践者のみなさまとともに、子ども・保護者・先生、一人ひとりの成長の仕組みを解明するエビデンスを創出し、人の成長や学びに関連したさまざまな調査研究を行い、その報告書や調査データなどを公開しています。
共同研究、講演、執筆などの実績
共同研究:東京大学社会科学研究所、東京大学発達保育実践政策学センター、早稲田大学、立教大学、パーソル総研など
講演・研修:全国の自治体・教育委員会、学校・PTA、教育関連団体など
執筆:研究関連書籍、学会誌、教育関心層向け雑誌等の各種メディアなど