小学生に多いケアレスミスとその対策とは?

ケアレスミスは学力の高低にかかわらず、誰にでもあるものです。子どもの性格や思考パターンなどによって同じミスをくり返す傾向がありますから、「本当はわかっているので大丈夫」などと軽く考えずにしっかりと対策しましょう。ケアレスミスがなくなれば、テストの点数は上がりますし、本人の自信ややる気の向上にもつながります。


【ケアレスミス対策1】問題文は2回読む習慣をつけよう

 制限時間に追われて、できるだけ早く問題を解こうと焦ると、問題文を読み飛ばしてしまいがちになります。問題文の読み違いがあると正答は得られず、場合によっては複数の問題を一度に間違えてしまうこともありますから注意が必要です。例えば、「~を読んで、あてはまらないものをいくつでも選びなさい」という問題文に対し、「あてはまるもの」を答えたり、「一つ」と勘違いしたりするミスが考えられるでしょう。対策として、問題文はしっかりと2回読む習慣をつけましょう。その際、「何を答えるか」を指示する箇所にはアンダーラインを引くようにすると、読み違いを防ぐ効果があります。

 

 

【ケアレスミス対策2】計算問題では、途中経過の計算式も丁寧に書こう

 算数の典型的なケアレスミスは計算間違いです。練習問題をくり返し解くことで、計算のスピードや正確性を高めることが根本的な対策と言えるでしょう。テストでは、自分の書いた数字を読み間違えたり、筆算の桁がずれてしまったりすることも計算間違いの原因となりますから、途中経過の計算は焦らず丁寧にするように心がけましょう。

 

 

【ケアレスミス対策3】字は丁寧に書くように心がけよう

 小学生のケアレスミスで意外と多いのが、答えは合っているのに字が汚くて採点者が読めないことによる失点です。また字が雑だと、自分でも読み間違えて計算ミスなどの原因となります。デジタル化によって手書きをする機会が減り、字を丁寧に書くことへの意識が低下しつつありますが、日頃から字を丁寧に書くように心がけることが、こうしたミスを防ぐ対策にもなります。

 

 

【ケアレスミス対策4】問題を解き終えたら、「見直し」をしよう

 問題を解き終えてもそれで満足せず、最後にすべての問題を見直す習慣をつけましょう。時間がたくさん余っている場合は、もう一度問題を解いてみるのが望ましいですが、あまり時間がない場合には、「読みづらい文字はないか」「解答欄は合っているか」「問題文を読み違えていないか」など、ケアレスミスがないかをチェックするだけでも無駄な失点を防げます。特に過去のテストから、お子さまのミスの傾向を把握して重点的に見直すようにすると効果的です。

 

 

【ケアレスミス対策5】テスト中は焦らないように心がける

 ケアレスミスの多くは、焦りの気持ちから生じます。もちろん、「焦らないようにしよう」と思っても、なかなか思い通りにはいきません。それでも、なぜ焦るのかを考え、日頃から対策しておくことで、徐々に落ち着いてテストに臨めるようになるはずです。たとえば、焦りが生じる大きな原因は、制限時間に追われること。そこで、日頃から問題集などを解く際は、タイマーをセットするなどして制限時間内に解き終える練習をしておきましょう。「この問題は、これくらい時間がかかる」と感覚的にわかるようになれば、テストの時間配分も上手にできるようになります。また、難しい問題に手間取って時間をロスしてしまうことも焦りの要因となります。時間がかかりそうな問題は飛ばして、先に易しい問題から確実に解いていくようにしましょう。

 

 

【ケアレスミス対策6】ミスは誰にでもある。だからこそ対策を!

 ケアレスミスは、しようと思ってしているわけではありませんから、お子さまを叱ってもあまり意味はありません。それよりも、二度と同じミスをしないように、自分のケアレスミスの傾向をしっかりと自覚させて対策することが大切です。「本当はわかっているから問題ない」と気に留めなかったり、「性格だから」と諦めて放置したりすれば、いつまでも直らず、中学や高校になっても同じようなミスをくり返してしまうでしょう。ケアレスミスを小さな失点と考えずにしっかりと対策することで、日々の勉強でも慎重さが増すなど心構えが変化し、お子さまの大きな成長につながるに違いありません。

 

 

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