2013年 赤ちゃんの名前ランキング‐男の子「大翔」、女の子「結菜」が1位

赤ちゃんの名前はママ・パパから贈られる、最初の大切なプレゼント。株式会社ベネッセコーポレーションの妊娠・出産・育児事業「たまひよ」から、今年生まれた赤ちゃん30,372人に調査した、恒例の「たまひよ名前ランキング」が発表されました。今年はどのような傾向だったのでしょうか?



≪名前 ランキング≫1位は、男の子が「大翔」(昨年2位)、女の子が「結菜」(昨年3位)

男の子では「大翔」(昨年2位/主な読み「ひろと」)が、2年ぶりに1位となりました。トップ3の「大翔」「蓮」「悠真」は、2011年から3年間連続でトップ3を占め、人気の名前として定着しています。

<上位10位までのランキング>

   ※なお、「たまひよweb」では100位までの名前を紹介しています。

【男の子の名前の動向】
・男の子では「大翔」(昨年2位/主な読み「ひろと」)が、2年ぶりに1位となりました。トップ3の「大翔」「蓮」「悠真」は、2011年から3年間連続でトップ3を占め、不動の人気です。
・「湊」が昨年10位→4位とアップ、「翔太」「颯真」「陽向」が昨年トップ10圏外よりランクインしています。
過去しばらく、先の見えない閉塞感が続いていた中、平均株価の上昇や富士山の世界文化遺産登録、2020年の東京オリンピック開催決定など、それを打破する明るいニュースがもたらされた2013年。これまでは、閉塞感を打破できるよう、厳しい社会状況に負けない強さを持てるよう、反転の意思をもって「大きく羽ばたけるようになってほしい」「太陽のように周囲を明るく照らしてほしい」などの期待を込めてお子さまの名前をつけられた方が多いと予想されます。今年は社会状況、背景が大きく変化する年。未来への明るい期待が反映された結果、上記のようなランキングになっているのかもしれません。

【女の子の名前の動向】
・女の子では「結菜」(昨年3位/主な読み「ゆいな」)が、2007年にトップ10入りをしてから、初めての1位となりました。
・「結」「愛」を使った名前が引き続き人気です。
結菜(1位)・結愛(4位)・結衣(5位)・愛莉(7位)・愛梨(9位)
「名前に託されたイメージ」のランキング1・2位の「優しい・おもいやり」、「愛し、愛される」という想いが名づけに反映された結果であると考えられます。
・「愛莉」(昨年10位→今年7位)、「愛梨」(昨年31位→今年9位)が順位を上げており、人気の傾向を示しているのかもしれません。



≪使われた漢字ランキング≫ 男の子「太」「翔」「大」が5年連続トップ3、女の子「愛」が4年連続1位

<上位10位までのランキング>

   ※なお、「たまひよweb」では20位までの漢字を紹介しています。

【男の子の漢字の傾向】
男の子の名前で使われた漢字は、2009年より5年連続で、「太」「翔」「大」が占めており、不動の人気といえます。また、トップ10に入っている漢字も、昨年と比較しほぼ同じとなっています。
男の子の「名前」のランキングで2年ぶりに1位を獲得した「大翔」は、上記ランキングの2・3位の漢字が使われており、ここにも人気の傾向が反映されているといえます。

【女の子の漢字の傾向】
女の子の名前で使われた漢字は、「愛」が4年連続1位となりました。「菜」も、3年連続2位です。 愛情・優しさを大切にしてほしい、愛される子になってほしいといった願いが込められていると考えられ、「名前に託されたイメージ」のランキング結果にもその傾向が見られます。また、「名前に託されたイメージ」で3位にランクインした「花・植物・果実」に直接関連する文字が、「菜」「花」「莉」と、トップ10の中に3字含まれています。全体として、女の子の名づけの人気漢字も、ベスト10内で順位は変動するもののここ数年ほぼ一定となっています。



≪名前の読みランキング≫男の子「はると」が5年連続、女の子「ゆい」が7年連続でトップ

<上位10位までのランキング>

   ※なお、「たまひよweb」では20位までの名前の読みを紹介しています。

【男の子の名前の読みの傾向】
・1位の「はると」は5年連続でトップ。不動の人気となっています。また、「ゆうと」も3年連続2位となっています。
・最後が「と」で終わる読みも人気となっており、20位中7つを占めています。(はやと(11位)、かいと(13位)、ゆいと(17位)、ひろと(18位)、みなと(19位))

【女の子の名前の読みの傾向】
・1位は「ゆい」が7年連続トップとなり、根強い人気です。また、2位の「めい」も5年連続2位となっており、「ゆい」「めい」の響きが人気であることがわかります。また女の子では「2音」の名前がトップ10中6つを占めており、引き続き「2音」の名前の人気を感じさせます。「2音」が人気の要因として、国際化がますます進む 世の中において、英語でも発音が容易な音の短い名前が選ばれている、という可能性も考えられます。
・「こはる」が昨年10位から3位にランクアップ、漢字の名前でもトップ10に2つ入っていた「あいり」も昨年16位から6位にランクアップしています。



≪近年の名づけの傾向≫同じ響きの名前でも、漢字の組み合わせが多様に

男の子では5年連続で「はると」、女の子では7年連続で「ゆい」がトップとなっているように、「名前の読み=名前の響き」は、人気の響きに集中する傾向が高くなってきています。
同じ響きの名前でも、「漢字の組み合わせ」が多様となっており、漢字で個性を出し、漢字にお子さまへの想いを込める傾向が強くなっているとも考えられます。

【男の子の名づけの傾向】
5年連続で読みがトップの「はると」は、10位までの漢字組合せは以下の結果となりました。「使われた漢字」 ランキングの5位に位置する「陽」の字が多い傾向は見られるものの、非常に多くの漢字が使われています。



【女の子の名づけの傾向】
読みランキングで今年3位に急上昇した「こはる」では、「心」を「こ」と短く読ませる名前が定着し、5位中4つをしめています。「はる」と読ませる漢字で様々なバリエーションが見られます。漢字のもともとの読みを短くする傾向は2008年ごろから見受けられ、昨年2012年には「名前」ランキングトップ10にも「心春(こはる)」がランクインし、定着の兆しがありました。今年もこの傾向は続いており、来年以降も定着していくと考えられます。



≪名前に託されたイメージ≫ 「優しい・おもいやり」が1位

2013年は、男の子・女の子とも昨年に引き続き「優しい・おもいやり」が1位となりました。

<上位10位までのランキング>


「つけたい名前のイメージ」のランキングは、2011年から3年連続で、男の子・女の子ともに「優しい・おもいやり」が1位にランクインしています。直近の数年では、トップ10内での順位に若干の変動はあるものの、毎年ほぼ同じイメージが支持されている傾向にあります。使われる漢字や人気の響きなどについてはその年によって変化が見られる一方で、時代が変わっても、ママ・パパがわが子に込める想いはいつも変わらないといえます。

【男の子につけたい名前のイメージの傾向】
1位だけでなく、2位にランクインした「健康・元気な」も、2011年から3年連続で2位に入っています。一方、昨年12位とトップ10圏外だった「努力家、真剣」がふたたび順位をあげました。2013年は、スポーツ界において、長年の努力が実った結果、日本中が熱狂につつまれた年でもありました。希望と期待が感じられる未来に向けて、努力を重ね、真摯な気持ちで成功をおさめてほしいという気持ちが反映されているのかもしれません。

【女の子につけたい名前のイメージの傾向】
女の子の上位10位のランキングについては、昨年とほぼ同じ結果となりました。1位「優しい・おもいやり」、2位「愛し、愛される」というTOP2の並びは2005年以降続いています。「漢字」のランキングで上位に入った「愛」「優」といった文字の人気が続いている理由も、名前に託されたイメージがそのまま反映された結果といえます。


≪在住地域別・保護者の年代別 名前ランキング≫

2013年生まれの赤ちゃんの名づけについて、在住地域別・保護者の年代別ランキングを集計しました。在住地域別や保護者の年代別で特徴が出たものをご紹介いたします。
※たまひよの直販商品をご利用いただいたお客さまのお届け先を「在住県」、お申し込み者を「保護者」と仮定し集計しています。


【在住地域別 名前ランキングTOP3】
※各地域ごとにTOP3までの名前を紹介しています。

<男の子>
図3 お子さまは、現状のおこづかいの額や制度に満足していますか?

・地域別に集計した場合は、順位に変動が出ています。「湊」「蓮」「陽斗」がトップの地域があります。全体ではトップの「大翔」が入っていない地域もあり、関東・九州でトップとなっています。
・北海道では「蒼空」「瑛斗」、東北では「蒼空」、四国では「悠生」、九州では「樹」など全体のTOP10に入っていない名前が入っています。

<女の子>
図3 お子さまは、現状のおこづかいの額や制度に満足していますか?

・地域別に集計した場合は、順位に変動が出ています。「愛梨」「結衣」「葵」がトップの地域があります。特に「葵」が中部・近畿・中国でトップ1となっており、東北・関東以外ではすべてのトップ3に入っています。
・北海道では「咲良」、東北では「莉子」、中国では「咲希」という、全体のTOP10に入っていない名前が入っています。


【保護者の年代別 漢字ランキングTOP10】

<男の子>
図3 お子さまは、現状のおこづかいの額や制度に満足していますか?

・年代別では、TOP10に入る漢字にそれぞれ特徴が出ています。20代では「琉」が、30代では「介」「郎」が、40代では「郎」「一」という、全体のTOP10に入っていない漢字が入っています。
・それぞれの名前トップ3は以下のようになっています。
「琉」:琉生/翔琉/琉偉、「介」:龍之介/蒼介/康介、「郎」(30代):凛太郎/虎太郎/朔太郎 、「郎」(40代):貫太郎/悠太郎/耕一郎、「一」:一颯/一翔/耕一郎

<女の子>
図3 お子さまは、現状のおこづかいの額や制度に満足していますか?

・年代別では、TOP10に入る漢字にそれぞれ特徴が表れています。20代では「陽」が、30代では「彩」「咲」が、40代では「子」「香」という、全体のTOP10に入っていない漢字が入っています。
・それぞれの名前トップ3は以下のようになっています。
「陽」:陽菜/陽葵/陽愛、「彩」:彩乃/彩葉/彩花、「咲」:咲希/美咲/咲良、「子」:莉子/桜子/真子、「香」:晴香/心香/花香

名前は「こんな子に育ってほしい」「すてきな人生を歩んでほしい」と願いを込めて、ママ・パパから赤ちゃんに贈る最初のプレゼント。そんなママ・パパの想いを受けて、すくすくと元気に育っていくのでしょうね。


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