積み木遊びをすることで考える力を育てよう

赤ちゃんへ積み木をプレゼントしたいと考える保護者は、少なくありません。
積み木とお子さまの触れ合いは、考える力やバランス力をつけられるなど、さまざまな効果をもたらすことはご存知ですか?
ここでは、成長に合わせて取り入れたい積み木遊びについて、ご紹介しましょう。

積み木遊びが考える力を育てる

積み木遊びにはさまざまなメリットがあります。
たとえば、積み木を組み合わせることによって空間認知能力や高低差の認知力を育てられたり、積み重ねることでバランス力を養い、自分の頭で考える力を育てられます。

お子さまは、いくつかの積み木を手に持って組み立てたり、色んな形に置いてみたりするでしょう。円柱の積み木をマイクに見立てて、歌うお子さまもいるかもしれません。ただの積み木が、小さなお子さまにとってはさまざまに変化する、絶好のおもちゃとなるのです。

さらに、積み木遊びには、知的好奇心の成長を促す効果もあります。
積み木遊びは、振ったり合わせたりすれば音が鳴ったり、積めば崩せたりするため、指先や手全体の動きの発達に役立ちます。うまく積み上げられなかったら、それはなぜなのかを考えます。失敗が、成功へとつながっているのです。そして次第に、想像しているものを積み木でも表現したい!と思うようになります。

どうしたら思った通りの形になるのか、自分自身で考え、行動し、表現することに集中するでしょう。長方形、丸形、三角などのさまざまな形の積み木をどのように組み合わせるべきかを考え、次々と自由な発想を促してくれるでしょう。年齢が大きくなってくると、作ったものを使って遊ぶようになり、見立て遊びも可能になります。お気に入りのミニカーを収納する車庫を積み木で作るなど、思い思いの作品を作って遊ぶようになるでしょう。

積み木は何歳から遊べるの?

積み木は、赤ちゃんの頃から遊びの中に取り入れられるおもちゃです。遊び方は、積んだり何かを作ったりする、ということだけにとどまらず、触ったときの感触を楽しむことも含まれます。そのため、物をつかめるようになった頃から、赤ちゃんに積み木を与えてあげるといいでしょう。

<年齢別 積み木との接し方>
◆0歳くらい
積み木を触ったり、口に入れて噛んでみたりします。誤飲には要注意ですので、口に入れても誤飲しない大きさのものを選ぶなど配慮が必要です。

◆1歳半頃〜2歳前後
積み木を積み重ねるようになります。積んだら倒して崩すという遊びも見られるようになります。

◆3歳頃
積み木を使って車や家の形のように配置してみるなど、ある程度のイメージをもって遊べるようになります。遊びの幅がどんどん広がり、積み木で作る世界が発展していく時期です。

積み木には、どんなものがあるの?

積み木は、数多くの種類が販売されています。それぞれに特徴があるため、お子さまや保護者の好みのものを選ぶといいでしょう。

◆素材
口に含んでも大丈夫なお米を原料に使ったものや、ヒノキ、ブナ、カエデ、ゴム、桐などを使った積み木もあります。素材が違うだけで触り心地はもちろん、重さや積み木の雰囲気が変わるので、見る人によって好みがわかれるでしょう。
コルク仕様の積み木は崩しても音が響かないため、マンションのフローリングで遊ぶときにはぴったりです。ご家庭の環境に合わせて選ぶことで、ダイナミックに積み上げてもストレスなく遊べるでしょう。

◆色
ベースの木目が見えるものや、色がカラフルに塗られたもの、言葉やイラスト、キャラクターが描かれたものなどがあります。色の名前を覚えることができる色つきの積み木に対し、どんなものにも見立てやすいというメリットがあるのは、着色されていない積み木です。

◆形
積み木の大きさの目安として、基尺があります。基尺とは、その積み木の基本となる寸法を差し、セットの中にある1番小さい立方体パーツの1辺の長さのこと。例えば、立方体パーツの1辺の長さが30mmであれば30mm基尺、40mmであれば40mm基尺になります。一般的に良い積み木とは、この基尺をもとにさまざまな積み方をしても高さが合うように、各パーツが作られているのでチェックしてみましょう。

さまざまな接し方を楽しみましょう

積み木を初めて与えたときに、保護者がイメージする遊びをお子さまがしなかったとしても問題ありません。年齢が上がるにつれて、さまざまな接し方を楽しむことができるようになるでしょう。成長に従って積み木を買い足していきながら、考える力を養ってあげましょう。

プロフィール

監修:市川由美子

保育士として15年以上にわたり、福祉施設、託児所、保育園などさまざまな場面での保育業務に携わる。
食育実践プランナー資格も有している。

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