悩ましい夏休みの子どもの昼食 「そうめん」は永遠の定番メニュー

夏休みはお子さまが家で過ごす時間も増えるため、昼食をお子さまと一緒にとることも多いことでしょう。しかし、毎日のメニューを考えるのは一苦労……。そこで、悩ましい夏休みの昼食事情をアンケートで聞いてみました。

小中学生の半数以上が自宅で昼食を

夏休み中、お子さまは週に何度、自宅で昼食をとるのでしょうか。伺ってみると、小中学生が似たような結果となり、夏休み中は、毎日自宅で昼食をとる小中学生が約5割、高校生は約3割でした。

高校生が自宅で昼食をとらない理由を伺ってみると、部活が約3割、学校での補習が約2割、友達と遊びに行ったが約2割で大きく3つに分かれました。高校生の半数は補習や部活などで、夏休み中も学校へ行くようです。学校以外でも、塾や図書館など勉強をする場所で昼食をとる傾向が多いようです。

自宅で昼食をとらない場合、「お弁当」持参が半数以上!

自宅で昼食をとらない場合はどうしているのでしょうか。
伺ってみたところ、小学生は約5割、中高生は約6割がお弁当を持参するという結果となりました。夏休みでも、多くの保護者のかたは、お子さまのお弁当作りに忙しくしているようです。

お弁当を家から持参しなかった場合の昼食について伺ってみると、中高生は、「お金を渡して買わせた」「お小遣いで買わせた」「お金を渡して外食させた」「お小遣いで外食させた」を合わせると、8~9割となり、お子さまにお金を渡して使わせることが多いようです。

お弁当を家から持参せずにお金を使わせる場合、お子さまの昼食にかかる金額を伺ってみると、やはり小→中→高と金額が上がっていくことがわかりました。
理由としては、「食べる量が増えた」「友達といる時にお金が足りなくなったら困る」などといった交際面などの内容が挙げられています。また、節約とわかりやすさから「ワンコイン(500円)」を基準に、お子さまが与えられた金額でやりくりする練習もさせているという声も多く見られました。

暑い夏はやっぱり「そうめん」!

夏休みに自宅で昼食をとる状況について見てみましょう。

保護者のかたが自宅で夏休みによく作る昼食と、お子さまが自宅で昼食をとる時に好んで食べるものは何かを伺ったところ、基本的に両者の割合がほぼ一致する結果となりました。やはり、「そうめん」が第1位で人気のメニューでした。

休み期間中の昼食に関して困っていることを伺ってみると、第1位が「メニューのマンネリ化」でした。保護者としては、お子さまが飽きてしまって食べなくならないように、食事を楽しませたい気持ちがあるのでしょう。

また、夏は気温が高いことから、「食中毒が怖い」などの衛生面や「冷たいものばかりにしない」「栄養バランスをよくする」などの健康面に配慮しているという声が複数ありました。また、「野菜をできるだけたくさんとるようにしている」「炭水化物ばかりにしないようにしている」など、保護者のかたはお子さまの好きなメニューも採用しつつ、さまざまな工夫をしているようです。

長い夏休み、栄養バランスに気を付けながら、暑さを乗り越えたいものですね。

【アンケートについて】
■調査地域:全国
■調査対象:小学生~高校生をお持ちの保護者のかた
■調査期間:2015年9月2日~2015年9月8日
■調査手法:ベネッセ 教育情報サイト オンラインアンケート
■有効回答数:675名
※百分比(%)は小数点第2位を四捨五入して表示した。四捨五入の結果、各々の項目の数値の和が100%とならない場合があります。

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