自転車遊びの季節 安全・安心に乗るためのルールとは

過ごしやすい季節になり、お子さまが外遊びをする機会も増えたのではないでしょうか。外遊びや通学などに活躍するのが自転車です。しかし、正しい乗り方を覚えておかねば、取り返しのつかないことになることも。自転車選びや、安全な乗り方についてお伝えします。

子どもによる自転車の事故が増え、自転車事故の加害者の4割は未成年だといわれています。加害者になった場合、罰金刑などの刑事責任が生じます。皆さんが意外に意識されていないのが、一度刑事責任を負うと、将来、資格免許が取れない場合もあることです。圧倒的に多いのは、出合い頭事故で、自転車事故(車両相互)の半数以上を占めますが、6歳以下では「ハンドル操作不適」があります。自転車を購入する際には、「乗れる」ことよりも、「止められる」ことを重視し、試乗したうえで選ぶとよいでしょう。

出典:我が子を加害者にしない! 安全に自転車を楽しむには(1)選び方編 –ベネッセ教育情報サイト
http://benesse.jp/kyouiku/201308/20130813-1.html


自転車はお子さまでも手軽に楽しめる乗り物ですが、道路交通法では「軽車両」という自動車の仲間です。遊び道具ではなく、交通ルールを守り≪運転する≫ものだという意識をお子さまに持たせることが大切です。下記の自転車安全利用五則は、自転車に乗る時に守るべき交通ルールの中でも、とても基本的な内容です。この交通ルールを守れているかどうか、親子で一緒に確認してみてください。また、お子さまは大人の行動をよく見ています。保護者自身がまず正しい交通行動をすることからすべてが始まります。

出典:我が子を加害者にしない! 安全に自転車を楽しむには(2)乗り方編 –ベネッセ教育情報サイト
http://benesse.jp/kyouiku/201308/20130827-2.html


けれども、どんなに気を付けていても、事故は100%防げるものではありません。万一加害者になってしまった場合、高額な賠償を課されるケースも増えています。そこで、「自転車保険」に加入しておくとよいでしょう。また、学校に入学した時に付帯的に加入している保険もありますので、一度見直しておくのもよいかもしれません。自転車のマナーやルールを子どもに教えるだけでなく、加害者になった場合に備える保険も忘れずに対策を取ることが大切です。

出典:子どもが加害者になる前に備えておきたい保険のはなし –ベネッセ教育情報サイト
http://benesse.jp/kyouiku/201412/20141202-1.html

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