男の子は意外と冷めている…!? 今どきの子どものバレンタイン事情【男の子篇】
バレンタインデーといえば、女性が男性に思いを伝える日として日本では定着していました。しかし、同性同士でチョコレートを贈り合う友チョコなど、最近は少し事情に変化が…。ひと昔前は、バレンタインデーを心待ちにしていた男性も多かったような…!? このごろはどうなのでしょうか。男の子のお子さまのいる保護者のかたに最近のバレンタイン事情をうかがってみました。
男の子は意外と冷めている…!?
毎年のように華やかに繰り広げられるバレンタイン商戦。街のいたるところで、チョコレートが売られ、この時期限定の商品などが出回るので、チョコレート好きは大騒ぎの季節です。とくに女性どうしは、友チョコ人気もあって、仲良しな友達と贈り合う人も多いようですね。男性、とくに男の子はどうなのでしょうか。本来女の子からチョコレートをもらえる日。楽しみにしている男の子も多いのでは?
アンケートで「今年のバレンタインデー、お子さまは誰かにチョコをもらえることを楽しみにしていますか?」という質問をしてみました。もっとも多かった回答は、「わからない」45%でした。年頃の男の子はもう家で好きな女の子の話など家族にしないのかも…。次いで「はい」と答えたかたは、28%。期待している男の子もいるのですね。女の子にとっては励みになる結果といえそう!?
また、「お子さまは、誰にチョコをもらいたがっていますか?」と尋ねてみました。 結果を見てみると…ここでももっとも多かった回答は「不明」25%。世の男の子たちは家族と恋愛の話しはあまりしないのかもしれませんね。2番目に多かったのは23%で「楽しみにしていない」でした。女の子たちにとってはちょっと衝撃的な結果なのでは。でも、きっとあげたらよろこんでくれるはず! とはいえ、盛り上がりを見せる女の子たちに比べ、全体的に男の子はバレンタインには冷めているようですね。
もらったときのお返しが大変、という声多数
子どもどうしの場合、義理チョコはあまりなく、友チョコが多いのが最近の傾向のようです。友チョコは範囲が広いので、あげるほうも大変ですが、もらった側のお返しも大変なのだとか。まだ子どもが小さい場合、お返しはもらった親がすることが多いようで、男の子の親は大変そうです…。子どものバレンタインについては昔からいろいろ言われてきましたが、昨今はどうなのでしょう。「最近の子どものバレンタイン事情で親として感じたエピソード」についても聞いてみました。
・息子自身が友達(男女とも)にあげたいようです。
・子どもは5歳なのでもらうチョコレートもお返しのクッキーも100円程度。でも、たまに高価なものを子どもに与えるかたもいて、そういうときはお返しが大変です。
・お金を出すのは親なので「何だかな~」って毎年思います。
・友チョコにお金をかけ過ぎ。
・女の子に手作りや市販のチョコをもらうがうちの息子はあまり気にかけているでもなく、お返しを探しに行くのは私の仕事。
・最近は告白でチョコを渡すよりも友チョコをやり取りするのが子どものメイン行事になっているように感じます。
・母親からのチョコを嫌がる…。
・子どもが小さいうちは、チョコのやり取りが親のコミュニケーションになっています。
・もらったチョコレートのほとんどが手作りだったのに驚きました。
・誰か息子にあげてほしいと切に願っています。
・親よりたくさんもらっている。
・息子が高校生のとき、女の子からもらったチョコにお返しをするからと、手作りお菓子の作り方を教えてくれと言われた。今どきは男の子も手作りをして返さないといけないのかと驚いた。
・息子の誕生日はホワイトデーなので、あまりたくさんもらうと誕生日なのにお返しをしなきゃいけなくなってしまうので、かわいそう。
などなど…さまざまなエピソードをいただきました。全体的には、子どもが小さいうちは、親が大変という声が多く見られました。また多くのかたが、友チョコが増えたと実感されているようです。友チョコ人気は世代をこえて広がっているようですね。
親としては、お返しが大変、お金がかかる、もらえないとかわいそうなど心配事も尽きないようですが、お子さまのバレンタイン、今年もあたたかく見守ってあげたいですね。
【アンケートについて】
■調査地域:全国
■調査対象:お子さまをお持ちの保護者のかた
■調査期間:2016年1月12日~2016年1月25日
■調査手法:「Yahoo!クラウドソーシング」におけるWebアンケート
■有効回答数:2,024名