その孫自慢はアリ? ナシ? 相手に合わせた節度を忘れずに

かわいくてたまらない孫の自慢話をところかまわずしてしまうのは、ほほえましい半面、度が過ぎるとうんざりされてしまう場合も。孫自慢の節度について考えてみましょう。

つい送りたくなってしまう写真は、ときどき見せるくらいがベター

カメラつきの携帯電話やスマートフォンが広く普及した今では、娘や息子夫婦から毎日のように孫の写真が届くという祖父母世代のかたも少なくありません。かわいい姿をつい周りに自慢したくなるのは自然な心理です。でも、友だちに会う度に写真を見せたり、毎回のようにメールに添付したりすると、相手によっては反応に困ってしまうかもしれません。お披露目したい場合は、誕生日や七五三などの節目に見せるくらいが、ちょうどいいのではないでしょうか。

反応に困る話題の代表は「勉強の成績自慢」!?

「この前やっと歩いた」「初めて似顔絵を描いてくれた」など、幼いお孫さんのエピソードは、聞く相手にとってもほほえましいものです。ところが、学校の成績、点数や順位の話になってくると、あまり興味をもてない人もいるようです。立派な成績をおさめた喜びは家族の中で分かち合った方がいいかもしれません。

以前の趣味や話題も思い出して

気づけばいつも孫の話ばかりしているかも…、という人に一度振り返っていただきたいのが、孫ができるまでの自分のライフワークです。「それしか興味がなくなってしまったの?」「以前のように趣味の話をしたい」と、古くから付き合いのある友人たちが寂しさを感じているというケースも少なくありません。これまで楽しんでいた趣味や自分自身の話題を交えることも忘れないようにしましょう。

自慢し合える相手となら存分に

孫の自慢話を快く思えない理由として、「自分にはまだ孫がいないから」というケースがあります。自分にとっては今一番盛り上がれる話でも、孫のいない人にとっては、なかなか興味をもちづらいもの。逆に、同じように「孫がかわいくて仕方ない!」という相手となら、存分に自慢し合ってもいいのではないでしょうか。

いかがでしたか? かわいさのあまり、つい誰にでも話したくなってしまう孫の自慢話。ときと相手を選び、ほどよく節度を保ちたいですね。

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