遊びのヒント
- 監修:鈴木みゆき先生
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お子さんの知的好奇心ムクムク!
「今日、何をして遊ぼうかな?」と思ったときに、必ず役立つアイデアいっぱい!
室内遊びや、外出時の電車の中など、さまざまな場面で楽しく遊べるヒントを年齢ごとにご紹介します。
3~4歳
「誰の手?」
子どもたちに自分の親の手を手ざわりだけで当ててもらうゲームはいかが? バスタオルの下に大人3、4人が手を入れ、そのうちのひとりの子どもに反対側から手を入れさせて、自分の親の手を当ててもらいます。 自分の親だけでなく他のママ・パパの手を当てたり、反対に親に子どもの手を当ててもらっても楽しいですね。
温かかったり、冷たかったり、すべすべしていたり、ごつごつしていたり、手はとっても表情豊か。「もっと大きかったかな? やわらかかったかな?」と子どもの感覚・好奇心がムクムクと働き出すでしょう。触覚を使った遊びを取り入れて、五感感覚をバランスよく発達させましょう。
「年賀状で動物カルタ」
年賀状の図案には、えとの動物が描かれているものが多いですね。これらのイラスト年賀状を使ってカルタ取りをしましょう。昨年、今年分の動物が描かれている年賀状の中からなるべく特徴がわかるものを選んで並べておき、「黄色いイヌ!」と言ったら、黄色い色のイヌのハガキを素早く取ります。誰がたくさん取れるか競争してみましょう。
色とかたちの区別がつくようになる3歳代にぴったりの遊びです。えとは、古くは中国から日本に伝わり、年、月、時刻、方位を表すのに使われていた文化のひとつです。子(ね)、丑(うし)、寅(とら)・・・と唱えたり、「○○ちゃんは、○○歳生まれ」などとお話しして、日本の文化にふれさせましょう。
- ●ブロック棒倒し
- 砂山の代わりに、おもちゃのブロックを使って棒倒しをしました。ブロックを山のように積み上げて真ん中に割り箸を刺し、ひとつずつ順番にブロックを取っていきます。順番にすることで、棒を倒してはいけないという意識が働き、思いのほか集中して取り組んでいました。
- ●洗濯ばさみ遊び
- 全員が洗濯ばさみを持ち、「よーいどん!」でほかの人の服に洗濯ばさみをつけて遊びました。1分後、服にたくさん洗濯ばさみがついていた人が負け。人に気づかれないように近寄りながら、自分もつけられないように気をつけなければいけないので、いやがおうにも注意力がアップ。大人も子どもも楽しめます。
- ●全員でにらめっこ
- 大人も子どもも一斉に「あっぷっぷ!」と言って、にらめっこ大会。みんなが一度におもしろい顔になるので、笑いをこらえるのも大変です。「笑ったら負け」というルールも理解できるようになりました。