遊びのヒント
- 監修:鈴木みゆき先生
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お子さんの知的好奇心ムクムク!
「今日、何をして遊ぼうかな?」と思ったときに、必ず役立つアイデアいっぱい!
室内遊びや、外出時の電車の中など、さまざまな場面で楽しく遊べるヒントを年齢ごとにご紹介します。
3~4歳
「夏の草花でお面づくり」
画用紙や紙皿にいろいろなかたちの葉っぱや実をはりつけて、お面を作りましょう。怒っている顔、笑っている顔、泣いている顔など、さまざまな表情をつくることができます。赤や青の実や花を画用紙に押しつけて、お化粧ごっこも楽しいですよ。
緑の濃い葉っぱ、白っぽい葉っぱ、ぎざぎざの切れ込みのある葉っぱ、細い葉っぱ、丸い葉っぱなど、葉っぱの中にもさまざまな色やかたちがあることに気づくでしょう。自然物には何ひとつ同じかたちはありません。自然の豊かさや多様性を知るきっかけになります。
「アリさんのおうち探し」
公園などでアリの行列を見つけたら、どこからきて、どこまで続いているのか、たどってみましょう。「アリさんは何を運んでいるのかな」「おうちの中はどうなっているのかな」などと語りかければ、興味がどんどん広がっていきます。おうちに帰って、アリの暮らしについて図鑑で調べてみてもいいですね。
本物の生き物とふれる機会が少なくなってきている今こそ、こんな体験を大切にしたいですね。何かを発見したとき、子どもは一生懸命大人に伝えようとするでしょう。「よく見つけたね」と受け止め、「何をしているのかな?」「不思議だね」と一緒に考えてあげることが大切です。
- ●ひたすら穴掘り
- 地面にスコップでひたすら穴を掘ります。小さな穴を見つけては、「モグラさんの家かな?」、石を掘り出しては、「宝石かな?恐竜の骨かな?」などと、イメージが膨らんでいきます。木の根っこが出てきたり、虫が出てきたり、穴掘りは発見がいっぱいです!
- ●ダンゴムシ探し
- 家のまわりや公園でダンゴムシを探します。一度見つけると、ダンゴムシのいそうな場所がわかってきて、石の下や植え込みの中などを集中して探すようになります。くるんと丸まる様子や、触角や足を動かす様子が不思議なのか、いつまでも飽きずに観察しています。
- ●早起きは発見がいっぱい
- ねじれたつぼみが次第に開いていく様子を見て、「生きてる、生きてる!」と大喜び。アサガオ観察のほかにも、葉っぱにたまった朝露を集めたり、早起きの鳥を観察したり、早朝は発見がいっぱいです。