アドバイスをもらい、ありのままの子どもを受け入れることが出来るようになりました。
M・Aさん Nちゃん (体験談当時の年齢4歳10ヵ月 女の子 第1子)
その当時の子どもの状況と私の気持ち
うちの子はおとなしく、恥ずかしがりやで、初めて会う子とすぐには遊ぶことができませんでした。また、友だち関係では、自分より友だちの気持ちを優先させて、「自分がイヤでも、友だちがそうしたいならいいや」という感じで、自分の気持ちをなかなか出せないようでした。私との親子関係でも、買い物などで、「お母さんのお金なくなっちゃうでしょ」と神経をつかうような子で、自分らしさを出せない、子どもらしさの少ない子でした。私は、どうしたら、わが子がもっと素直に自分の気持ちを出せるかと悩みました。
このようなやり方を取り入れたら、こんな効果が
児童館のサークルや、音楽教室に通いました。サークルでは、自分より年下の子が多く、楽しく関わって遊ぶことは無理でしたが、音楽教室には、同年齢の子が数人いて、回を重ねるうちに、仲良く遊べるようになりました。
市の相談コーナーに行き、相談員の方から「母親の理想を子どもに求めすぎない」「母親が不安を感じると、子どもも不安になるので、おおらかな気持ちでいるように」と、アドバイスをいただきました。相談したことで私の気持ちも落ち着き、自然にありのままの子どもを受け入れることができるようになっていきました。
現在の子どもの様子と私の気持ち
入園後も、友だち関係や私との親子関係、子どもの性格のことでずいぶん悩みました。友だち関係については、自分をすぐに出せるタイプではないので、入園後半年間ぐらいは、自分を出して遊べるようにはなりませんでした。やはり自分に合ったお友だちを見つけるのが大変なようですが、私も今では「いずれ仲良しの友だちができればいい」と、のんびりとかまえるようにしています。
同じ悩みを持つおうちの方へのエール
誰でも、悩んでいる間は不安でどうしようもない気持ちになりますが、振り返ってみると、少しずつでも、子どもは進歩しています。母親が悩むあまり、子どもを追いつめるような言葉をかけることなく、あるがままの子どもを認めて、安心させてあげてほしいと思います。