監修:太田百合子先生
らくらく☆にこにこ離乳食
時間を変えてみる
おなかがすいていないときはもちろん、眠かったり、疲れていたりすると気持ちが食事に向かいません。お昼寝や散歩と食事の時間を入れ替えたり、間隔をあけたりしてみて。
食べる様子を見せてみる
赤ちゃんが寝ている間に食事をすませるおうちのかたも多いのですが、赤ちゃんはいろいろなことを見て覚えていきます。一緒に食卓につくと、「ちょうだい」と食べたがることも。
声をかける
おうちのかたの声かけで安心したり興味をもったりします。「食べてみようか」「おいしいねー!」など食卓が楽しい雰囲気になるような声かけをしていきましょう。
食材を変えてみる
同じ味が続くと食べなくなる子もいれば、新しい食材には慎重な子もいます。同じ味が続いていないか、新しいものばかり出していないかを振り返ってみても。
かたさを変えてみる
離乳食の段階が口の発達に合っていないと食べにくかったり飲み込みにくかったりします。段階を少し戻す、とろみをつける、ほんの少し大きく、かためにするなどしてみて。
味を変えてみる
7・8カ月を過ぎたら、ごく少量(数滴)の調味料も使えます。ミルク味にしたり、だしをかつお節からいりこに変えたりするだけでも赤ちゃんにも大きな変化です。
スプーンを変えてみる
慣れないスプーンの感触はいやがる赤ちゃんもいます。また、ひと口のサイズが合っていないこともあるので、いくつか試してみてもいいですね。
食事の環境を見直してみる
テレビやおもちゃが目に入って、食事に気持ちが向かないこともあります。食事の時間は長くても20~30分くらい。できるだけ集中できる環境をつくってみてください。
いすの角度を変えてみる
食べ物が目に入るよう、体は起こし気味で食べさせて。おすわりが安定したら、いすでの食事もOK。体勢が不安定だと落ち着かないので、いすの高さや角度をチェックしてみましょう。