歯磨き情報 118kids(いいは キッズ)

倉治ななえ先生
総合監修:倉治ななえ先生
プロフィールをみる
2.ミュータンス菌を防ごう

2もっとも強力なむし歯菌「ミュータンス菌」の感染を防ごう。

ミュータンス菌は、身近な人から感染する。

ミュータンス菌は、身近な人から感染する。

ミュータンス菌は、身近な人のだ液によって感染します。感染を防ぐには周囲のみんながきちんとケアすること。身近な人たちのミュータンス菌の量が減れば、感染の確率は低くなります。

大人がきをつけなきゃ

大人がかんだものは、口移しであげてはいけない。

子どものために、大人が食べ物をかみ砕いてあげることは禁物。とは言ってもあまり神経質になりすぎて、キスやほおずりなどのスキンシップまでやめる 必要はありません。身近な人々がきちんとケアしたうえで十分なスキンシップを。

キシリトールにはかなわない~

感染しないために、キシリトールを上手に活用。

むし歯になりやすいおうちのかたは、キシリトールを利用しましょう。キシリトールは、砂糖とは異なる分子構造の糖類なので、ミュータンス菌がいくら取り込んでも、酸やグルカン(ネバネバ物質)を作ることができません。キシリトールを利用することでミュータンス菌の量を減らすことができるのです。キシリトールは親子で利用しましょう。

キシリトールの効果的な使い方の目安。

1.5歳~3歳 大人
1回0.5g
1日2~3回
食後に、ガムかタブレットで摂取。
はじめてタブレットをあげるときは、キッチンバサミなどで小さくくだいて、少量ずつあげましょう。
1回1.0g
1日2~3回
食後や就寝前に、ガムかタブレットで摂取。
※4歳以上の小児では、上記値を参考に量を決めます。
※いずれも下痢をしないよう、はじめは少ない量から少しずつ増やしていきます。
ご近所の小児歯科探し