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今回は「高2での理科の科目選択に迷う息子に、どうアドバイスすればよいか?」という相談にお答えします。
【保護者の悩み】理学療法士志望の高1の息子は、生物を選択予定です。先生からは物理をすすめられたのですが、どうすればよいでしょうか。
高1の息子は理学療法士を目指し、国公立大を志望しています。
2年からは理系で、生物を希望しましたが、三者面談で、先生から、強く物理をすすめられました。
選択の幅を広げられるとのことですが、本人は物理が苦手なのと、理学療法士になるには生物の選択でよいので、変更するべきか悩んでいます。
どのようにアドバイスすればよいでしょうか。
【アドバイス】気になる大学も含めて入試科目を調べ、お子さまの希望する進路に適した科目選択をしていきましょう。
入試科目は大学・学部・学科によって異なります。既に入試科目も調べていらっしゃるとのこと。
第一志望候補に限らず、気になる大学など受験の可能性が少しでもある大学については、併せて調べておかれるとよいですね。
理系学部の場合、理科科目に指定がある場合があります。
ただ、志望する学部系統によるため、お子さまが志望している学部系統ではどうかを、しっかり調べていきましょう。
理系学部全般を見渡してみると、物理を必須で課す大学や、生物では受験できない大学などもあるため、全体としては先生がおっしゃるように物理を選択することで選択の幅は広がります。
看護・保健系学部では生物で受験可能な場合も多いので、もし理学療法士を目指す夢が揺るぎないものであれば、お子さまの強みを生かして生物を選択するのもよいと思いますし、迷う可能性があるのであれば進学先の選択の幅を広く持つために、物理を選択するのも一つの方法です。
科目選択のポイントは、まず「志望大の受験に必要な科目かどうか」です。
併願大など気になる大学の入試科目も調べてみましょう。
そのうえで、もし物理、生物のどちらでも受験が可能なのであれば、「1点でも多く得点できる科目はどちらか」を意識するのもよいですね。
その際、現在の得意・苦手だけで考えるのではなく「興味関心を持って継続的に取り組める科目かどうか」という視点でも検討していかれると良いでしょう。
お子さまとぜひ話し合ってみてくださいね。
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文:進研ゼミ高校講座 合格戦略アドバイザー 氏川