「ゼミ」の進路相談室では、保護者の悩みにもお答えしています。
今回は「お子さまの模試の判定がずっとD判定で、志望大を変更すべきか、併願大の選び方がわからないのでアドバイスが欲しい」という相談にお答えします。
【保護者の悩み】高3の娘はずっとD判定なので志望校の変更を考えた方が良いと思うが、国公立大で自宅通学が条件です。また、併願大の選び方などがわかりません。
高3の娘は小学校教諭を目指し、地元の岡山大学教育学部を目指して頑張って勉強していますが、模試の判定はずっとD判定が続いています。
母親として志望校の変更を考えた方が良いと思うのですが、家庭の事情で国立か公立で自宅から通える大学が条件です。
親の私が短大だったもので併願大の選び方もわかりません。模試の判定の捉え方や併願大学の選び方についてもアドバイスをお願いします。
【アドバイス】今は判定が伸びなくても心配せず見守りましょう。併願大選択は国公立大にこだわるならば、後期日程で安全校を受験しましょう。
高3の秋になると模試も多く実施されますので、合格可能性判定がとても気になると思います。
しかし、現役生にとってこの時期の判定が低いのは、よくあることです。なぜならば基礎固めができていても、まだ実戦力が養成できていないからです。
実戦力をつけることで現役生の学力は伸びていきます。
特に目標と熱意を持って勉強する受験生は伸びますよ。小学校教諭になりたいというお子さまを信じて応援してください。
なお、模試は志望校の合格に必要な力と現在の力のギャップを知ることができ、合格のために何が必要か、何に取り組めば良いかなどを知ることができます。
判定や偏差値が気になりますが、「あと何点取れば判定がアップするね」などのお声がけをしていただくと、お子さまも前向きに取り組めると思います。
下記のWEBサイトでは、模試の成績表の正しい読み取り方に加え、どのように学習していくべきかを「動画」で紹介していますので、ぜひお子さまと一緒にご覧ください。
そして、併願校については国公立大に絞るのであれば、第一志望を前期日程にし、後期日程、公立大の中期日程で安全校といえる大学を受験することがおすすめです。
ご自宅から通える範囲の近県の大学で、小学校教諭を目指せる大学をリストアップして、通学時間、入試科目、安全校にすることができるかなどの確認をしておくと良いでしょう。
また、併願校はお子さまが行きたいと思える大学であることが大切です。
ホームページなどで大学の特色や環境などチェックすることをおすすめください。
さらに、入試科目は第一志望大と揃えるようにしましょう。そうすることで第一志望大の対策に集中することができますね。
条件を指定しての大学のリストアップには、ベネッセのマナビジョンの大学検索を活用してください。
マナビジョン>大学を調べる
https://manabi.benesse.ne.jp/daigaku/
なお、安全校の目安はA判定~B判定、実力相応校はB判定~C判定、挑戦校はC判定~E判定です。
秋以降の模試のデータをもとに考えましょう。
お子さまの進路・大学入試について不安に思うことがありましたら、保護者の方もぜひ「ゼミ」にご相談ください。
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文:進研ゼミ高校講座 合格戦略アドバイザー 細貝