「ゼミ」の進路相談室では、保護者の悩みにもお答えしています。
今回は「助産師をめざすと決めたものの、変更の可能性もある場合、今後の進路をどう考えたらよいか?」という相談にお答えします。
【保護者の悩み】短期間で助産師志望と決めた高1の娘。今後の職業変更の可能性も見据えた進路選択は、どのように考えたらよいでしょうか。
高1の娘は、将来に明確な目標がなく、学校での進路選択のために、短期間で無理に助産師をめざすと決めました。
どの大学をめざせばよいでしょうか。また、助産師の資格が取れる大学に進んだ場合、ほかにどんな職業の選択が可能でしょうか。
今後進路を変更する可能性もあるため、どのように職業を見据え、進路を選んでいくべきか教えてください。
【アドバイス】助産師をめざせる環境を見据えつつ、迷いのあるうちは選択の幅を狭めないよう意識しましょう。
お子さまがめざしている「助産師」は、養成課程のある大学に進学することが近道です。
助産師になるには、まず看護師国家試験に合格し、さらに助産師になるための専門教育機関で学び、助産師国家試験に合格する必要があります。
このように助産師をめざす進路に進んだ場合、看護師も同時に視野に入れていくことができます。
▽厚生労働省>職業情報提供サイト>助産師
https://shigoto.mhlw.go.jp/User/Occupation/Detail/157
大学の中には助産師養成コースを設置している大学もあり、そこでの課程を修了すれば看護師、助産師両方の受験資格を得ることができます。
大学によってカリキュラム等は異なりますから、大学情報を十分に調べ、学びの特色やカリキュラムなども意識して、お子さまの学びたいことを学べる環境を見つけていきましょう。
「大学検索」では「資格を選択する>助産師」から、助産師を目指せる大学を探すことができます。
▽マナビジョン>大学検索
https://manabi.benesse.ne.jp/daigaku/
今後、職業を変更する可能性がある場合、もっとも注意しておきたいのは、入試科目です。
進路に迷いのあるうちは、選択の幅を狭めないことを意識しておくとよいでしょう。
現段階で興味・関心のある職業等が他にもある場合、それらの職業をめざすことができる大学・学部についても調べ、課される入試科目の傾向を確認しておくことをおすすめします。
そうすることで、科目選択などの際にも、必要な科目の履修モレを防ぐことができます。
お子さまとご一緒に「行きたい大学」について検討してみてください。
下記の「職業を調べる」では、「職業名から探す」、「職業分野から探す」もありますので、まだ職業に迷っている場合は、お子さまと一緒に調べてみることをオススメします。
▽マナビジョン>職業・学問を調べる>職業を調べる
https://manabi.benesse.ne.jp/shokugaku/job/
お子さまの進路・大学入試について不安に思うことがありましたら、保護者の方もぜひ「ゼミ」にご相談ください。
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文:進研ゼミ高校講座 合格戦略アドバイザー 氏川