1月に入り、もうすぐ試験本番。
「当日の朝食は、どんなものがいいかな?」
と考えているおうちの方も多いのではないでしょうか?
お子さまがこの日のためにがんばってきたのを知っているからこそ、全力を出し切れるよう、応援したい気持ちもあるかと思います。
そこで今回は、実力発揮!「試験当日のおすすめ朝食」をご紹介します。
栄養バランスの良い朝食で集中力&思考力アップ!
試験当日。
今まで勉強してきた成果を出しきるには、体調管理だけでなく【朝食】も関係することを知っていますか?
ものを考える重要な働きをする脳は、「ブドウ糖」がエネルギー源になります。
「ブドウ糖」は食事からしか摂取することができない栄養素で、不足すると、集中力の低下・考えるのに時間がかかるなど悪影響を及ぼしてしまします。
そのため試験当日に実力を発揮するには、しっかり朝食を食べることが重要。
さらに、【糖質・脂質・タンパク質・ミネラル・ビタミン】をバランス良く朝食からとることで、集中力や思考力を維持することができます。
試験当日朝のおすすめメニュー
では、当日の朝はどんなメニューならよいのでしょうか?
試験本番となると、緊張や不安からお腹の調子がイマイチになる...
というお子さまもいるかもしれません。
かといって、おかゆやスープだけでは消化がよすぎて途中でお腹がすいてしまいます。
そこでおすすめしたいのが、タンパク質と糖質を中心としたシンプルな朝食。
糖質だけでなく、しっかりタンパク質をとることで急激な血糖値の上昇を防いでくれますよ。
おすすめ朝食メニュー:具だくさんのお味噌を中心にした和食
【メニュー】
・麦ごはん
・根菜のお味噌汁
・焼き鮭
・卵焼き
・ひじきの煮つけ
旬の野菜をたっぷり使ったお味噌に、鮭・卵焼きでタンパク質をプラス。
ご飯に入れたもち麦の水溶性食物繊維が、消化と吸収をゆるやかにすることで腹持ちがアップします。
暖かい汁ものは体を温めてくれるので、寒い朝の目覚めにもピッタリですよ。
「ゆっくりご飯を食べる時間がない!」
「朝からたくさん食べられない...」
というお子さまには、タンパク質たっぷりのおにぎりがおすすめです。
作り方をご紹介します。
たっぷりタンパク質がとれるおにぎりの作り方
【材料】
・麦ごはん お茶碗1杯分
・鮭フレーク 大さじ1~2
・キャンディチーズ 3個
・コーンの缶詰 大さじ2
上記の材料をボウルにいれて、混ぜて握るだけ!
海苔を巻くとさらに風味がアップします。
ご飯はおにぎりにするとボリュームが抑えられて食べやすくなるので、朝食をたくさん食べられないお子さまには、ピッタリの食べ方です。
食べ慣れない食材がある場合は、試験前から少しずつ食べてお腹の調子を確認してみてくださいね。
おすすめ朝食メニュー:具だくさんのスープとチーズパン
ご飯よりパン派。
というお子さまには、具だくさんのトマトスープとチーズトーストがおすすめ。
パンはご飯よりも糖質が多めなので、タンパク質がたっぷりのチーズやヨーグルトと一緒に食べることで栄養価がアップ。
さらに、パンに不足しがちな食物繊維をバナナやきのこで補うことで、腹持ちが良くなります。
トマトスープはほどよい酸味があり、食欲増進や消化吸収を助ける効果も。
緊張で食欲が出ない朝にもピッタリですよ。
ほっと体が温まる、トマトスープの作り方をご紹介します。
さっぱり飲めてボリューム満点!トマトスープの作り方
【材料】
・キノコ 1/2個分
・ベーコン お好みで
・ミックスビーンズ 一袋
・玉ねぎ 1/2個分
・トマトケチャップ 大さじ3
・コンソメスープの素 1袋もしくは1キューブ
・水 500ml
【作り方】
1.ミックスビーンズ以外の材料は、食べやすい大きさに切る。
2.ケチャップ、コンソメスープの素以外の材料を全て鍋に入れ、沸騰したら10分煮込む。
3.火を止め、コンソメスープの素を入れて混ぜる。
4.最後にケチャップを入れて混ぜる。
美味しい作り方のコツは、調味料は火を止めてから最後に入れること。
とくにケチャップは加熱しすぎると風味が飛んでしまうので、一番最後に入れてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、実力を発揮するための「試験当日のおすすめ朝食メニュー」をご紹介しました。
試験本番まであと少し。
おうちの方も、お子さまの受験の準備で忙しい毎日を送られていることと思います。
ご無理なさらず、一緒に乗り越えて行きましょう。