今週の特集
現役大学生がおすすめする、子どもの学びにつながるマンガを紹介します。知識を得るのはもちろんのこと、さまざまな考え方や視点を知ったり、想像力を豊かにしてくれたりするものばかりですから、保護者のかたも、ぜひ読んでみてくださいね。
受験マンガといえばコレ!
二月の勝者 ―絶対合格の教室―
(高瀬志帆/小学館 既刊16巻・連載中)
生徒が小学生なので、親近感が感じられると思います。また、さまざまなケースの家族が登場するので、勉強以外の部分も参考にしやすいのではないでしょうか。
(千葉大学・教育学部)
中学校受験をメインとする話なので、小学生は同じくらいの年齢の子たちががんばっていると思え、感情移入しやすいです。
(東京農業大学・農学部)
必ずしも、中学受験をする予定のない子どもも、登場人物が勉学に集中する姿から、勉強の重要性を感じられると思います。
(大阪公立大学・法学部)
人体構造を楽しく学べる!
はたらく細胞
(清水茜/講談社 全6巻・完結)
小学生のうちは、こまかい内容はわからなくても、生物の授業が好きになれます。中・高生になってから役に立つ知識が分かりやすく描かれていておすすめです。
(日本医科大学・医学部)
細胞がすべて擬人化されているので、わかりやすく、楽しく人体構造について学べます。
(名古屋大学・工学部)
看護学部の先生もよくおすすめするくらい、内容がわかりやすくて専門的にもつかえるから
(聖泉大学・看護学部)
宇宙への興味が広がる!
宇宙兄弟
(小山宙哉/講談社 既刊41巻・連載中)
このマンガを通して、宇宙への夢とロマンが広がった!
(中央大学・商学部)
小学生でも理解できる内容でありながら、もし難しい言葉が出てきてもネットで調べることでさらに知識が増えると思います。
(新潟大学・人文学部)
医療や機械技術は、宇宙への挑戦で発展していることが学べます。
(立命館大学・スポーツ健康科学部)
マンガがどうやって生まれるかを知れる
バクマン。
(大場つぐみ・小畑健/
集英社 全20巻・完結)
マンガ制作の裏側まで詳しく描写されているので、将来マンガ関連の職に就きたいと思っている人は、ぜひ読んでほしいです。
(奈良女子大学・理学部)
夢に向かって進むことの難しさがわかる。
(高知工科大学・情報学群)
素晴らしい作品を書いてくれるマンガ家さんたちに、感謝しか生まれなくなります。
(東京農業大学・農学部)
百人一首の世界に触れられる
ちはやふる
(末次由紀/講談社 既刊49巻)
百人一首に興味を持ったり、日本の昔の文化に触れることができたりするのが魅力!
(大阪樟蔭女子大学・健康栄養学部)
自分自身の成長とともに、主人公と自分が重なって、胸が熱くなります。
(立命館大学・法学部)
百人一首は小学生のうちに覚えておくと頭に入りやすく、マンガをきっかけとして始めるのに最適だと思います。
(兵庫教育大学・学校教育学部)
このマンガに影響されて、百人一首を全部覚えました。おかげで、古典ならではのリズム感や文脈の推測力が高まりました。
(東京工業大学・環境・社会理工学院)
読むことで自然と、心が豊かになり、知らない世界を楽しく学ぶことができるのが、マンガの魅力。「興味を持っていそうだな」と思うジャンルや、「こんな世界も知ってほしいな」という作品を読ませてみてもいいかもしれませんね。