今週の特集Special feature

年末の大掃除! 勉強に集中できる環境をつくろう。

おうちで勉強に集中できる環境がつくれていますか?

子どもが勉強に集中できないのは、もしかしたら勉強に取り組むための環境作りができていないからかもしれません。年末の大掃除とともに、勉強に集中しやすい環境を整えませんか?実践しやすい方法を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

【監修】
齊藤美琴さん

学習コーチング「PICCOLITA」主宰

勉強に集中できない環境って?

勉強に集中できない環境として、特に子ども部屋に学習机があるご家庭に多く見られるのが、机周りが「好きなものに囲まれている」状況になっているパターンです。好きなものに囲まれていることは居心地がよく、テンションも上がりますが、勉強とは相性がよくありません。誘惑物にすぐ手が届く状態だと、勉強の途中でつい手が伸びてしまうこともありますし、逆に勉強に必要なものをあらかじめ机に準備できるスペースがなくなってしまいます。お子さまの机周りがどうなっているか、一度確認してみましょう。

コレで解決!

勉強机=作業台と考える

勉強に集中できない環境として、特に子ども部屋に学習机があるご家庭に多く見られるのが、机周りが「好きなものに囲まれている」状況になっているパターンです。好きなものに囲まれていることは居心地がよく、テンションも上がりますが、勉強とは相性がよくありません。誘惑物にすぐ手が届く状態だと、勉強の途中でつい手が伸びてしまうこともありますし、逆に勉強に必要なものをあらかじめ机に準備できるスペースがなくなってしまいます。お子さまの机周りがどうなっているか、一度確認してみましょう。

勉強に集中しやすくなるおすすめアイデア

勉強に集中しやすくなる、おすすめのアイデアとアイテムを紹介します。

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ファイルボックスを活用する

たとえば今から国語の勉強をするのであれば、その勉強に必要な物(教科書やテキスト、辞書、筆記用具など)を全部放り込み、机に持ってくることができます。ボックスに立てることで見える化ができますから、平積みになって自分が何を持ってきたのかわかりづらい、ということも防げます。勉強が終わったら、再びファイルボックスに入れて片づければいいだけですし、リビングのダイニングテーブルで勉強をする際にも、出しっぱなしにならずに便利です。

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自習室をイメージした
スペーシングをする

リビング学習でも、子ども部屋でも、勉強机に向かった時に壁に向かい合うようにしたり、学習用のパーテーションを使ったりすると、視界を遮ることで集中力も高まります。自習室のような環境をつくると考えると、イメージしやすいでしょう。

私が家庭教師をしていたあるご家庭では、机の正面に小さなカレンダーが3カ月分貼られていました。机に向かった時にカレンダーが自然と目に入るので、今自分が何の・いつの試験に向けて勉強をしているのか、入試まであと何日か、といった見通しを立てやすくなるかと思います。カレンダーを貼る際には、親が勝手に予定を書き込むのではなく、子どもと一緒に確認しながら書き込むことがポイントです。

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手元を照らすライトを設置

間接照明や、温かみのある照明で生活しているご家庭が増えていますが、勉強する時の手元は明るくするようにしてください。勉強用のライトを使用することで、ONとOFFの切り替えにもなります。

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学習タイマーを使う

試験・受験の練習として、学習タイマーを使うことで、集中する時間の意識ができます。図書館など、音を鳴らしたくない場所でも使えるように、時間になったら光で知らせてくれたり、持ち歩きがしやすいサイズでストラップが付いていたりするものが使いやすいでしょう。スマホを無闇に使わないという点でも、おすすめです。

教科書・テストは捨ててOK? 取っておくべき?

何を捨てて、何を取っておくかのジャッジの仕方を紹介します。

<小学生のお子さま向け>

教科書は学年ごとの学習内容になっているので、次の学年に上がったら捨ててもいいとも思いますが、子どもがしっかりと学習内容を理解しているかを確認してからにしましょう。算数などは前の学年に戻って勉強する必要が出てくるケースもあります。資料集や地図帳など、学年をまたいで使用するものは、パッと取り出せるようにしておくといいでしょう。

テストは、間違ったところがしっかりと直せているかどうかが重要です。解き直しまでを1サイクルと考えて、捨ててもいいものであると考えます。すぐに捨てるのがためらわれる場合は、ファイルボックスにどんどん入れていき、学期ごとや学年ごとにジャッジして選別するといいでしょう。

<中高生のお子さま向け>

中高生の学習は学年をまたぐものありますし、理解不足の場合には下の学年の内容に戻ることが有効です。基本的には卒業するまで教科書は取っておきましょう。ワーク類は、しっかりと解き直しまでしてやり切っているのであれば、市販でも教材は手に入りますから、捨てても構わないと思います。

学校でのテストは、学習の成果の表れです。学校によっては先生の出題の癖が出ているものもありますし、この先の自分の学習につながるデータが満載の資料ですから、教科書同様、卒業までは取っておくことをおすすめします。保管は、学年ごとにファイルボックスに入れておくだけで十分です。

Column
図工作品などの
おすすめ管理テク

立体の作品などもあり、すべてを取っておくのは難しいですよね。まずは、現物として取っておきたい物なのか、子どもが作ったという出来事自体を残しておきたいかで仕分けするといいでしょう。整理・整頓のタイミングを学期、学年ごとなど、定期的に設けておくことで、「あの時は捨てられないと思ったけれど、やっぱりいいかな」と見直すこともできると思います。

ちなみに私が子どものころは、学年末になると学校で作った作品の発表会を家で行っていました。作品で工夫したところなどを、妹と交互に紹介をしている様子を撮影したビデオが今も残っていて、とてもいい思い出になっています。今は簡単に動画に収めたり、フォトブックにしたりするなど、たくさんの思い出を残す方法がありますから調べてみてくださいね。

まとめ

勉強に集中しやすい環境づくりのためには、どんな環境が「集中できる」のかをまずは家族で相談してみてください。遊びのものと勉強のものの場所を分け、どこに何を置くのかを親子で話し合いましょう。物の住所を決める・もとの場所に戻すことが重要です。お互いが納得したうえで、スペーシングをつくことに取り掛かってみてくださいね。

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【監修】
齊藤美琴さん

学習コーチング「PICCOLITA」主宰
中学受験の学習コーチング・指導と幼児教育が専門。SAPIXの個別指導部門、ジャック幼児教育研究所を経て独立。家庭における学習環境や整理整頓の重要性を痛感し、整理収納教育士の資格も取得。

取材・文/本間勇気

次の特集は
2024年2月27日公開予定!

どうぞお楽しみに!