今週の特集
今週は5〜1位
「医学部」「物理・生物」
「文系」「数学」「工業系」の
学校が舞台のマンガを発表!
※「まなびの手帳」保護者のかたに関するアンケート(2023年8月実施)370名の回答より
学校が舞台のマンガは、学習環境や専門知識にふれられるのも魅力。そこで、保護者のかたのアンケートから子どもにマンガで読ませてみたい学業の分野をランキング。今回は上位5本を紹介します。
たかせんさん
「家庭教師の漫画で教育ブログ」を運営。家庭教師の経験を生かし、勉強はもちろん、進路や職業選択に役立つマンガ、学習意欲を高めるマンガなどを紹介。5000冊以上の漫画を読破している。
- イメージができなさそうな分野だから
- いろいろな選択肢を知って欲しい
- 『只野工業高校の日常』
- ©小賀ちさと/集英社
只野工業高校電気科に通う赤崎、かっちゃん、やっちん。ぱっと見はヤンキーな彼らの、普通高校とはちょっと違う日常を追う。工業的(?)青春コメディ。
工業高校の雰囲気を味わえる数少ないマンガの一つです。普通科の授業はかなりテキトーなのに、工業の専門授業になると真面目に取り組む生徒たちのギャップに注目を。
- 進路選択の幅が広がりそう。本人が今想像できる範囲の進路だと狭いと思う
- 『数字であそぼ。』
- 絹田村子(著)
出版社:小学館
驚異的な記憶力を武器に名門校に入学した主人公は、大学の高度な数学が全く理解できず休学。復学後、個性的な学友や教授陣とともに数学の本当の楽しさに目ざめる。
笑いの要素もある数学マンガ。数学の得意不得意にかかわらず多くの学生に読んで欲しい作品です。特に、数学が苦手な人ほど主人公の気持ちを理解できます。
- 色んな分野に興味が持てるチャンスかも知れないから
- 『ぼくらの17-ON!』
- アキヤマ 香(著)
出版社:双葉社
好きな子に近づきたくて高校の俳句愛好会に入った主人公。仲間やすばらしい作品との出会いを通して、やがて俳句甲子園の出場をめざすようになる。
スポーツ系の部活にも負けない俳句甲子園の熱い戦いが描かれています。俳句の魅力だけでなく日本語の奥深さにも気づかせてくれる作品です。
- いろいろ読んで自分が向いている分野を探してほしい
- 『決してマネしないでください。』
- 蛇蔵(著)
出版社:講談社
工科医大に通う科学好き、恋愛経験ゼロの主人公の初恋相手は食堂のおねえさん。理系大学生の日常やうまくいかない恋模様などが、科学や数学の歴史と並行しながら描かれる。
科学の知識や雑学が数多く盛り込まれていて、学習マンガの要素も。一方でギャグマンガ的な要素もあり、理系に苦手意識がある人でも楽しめる作品です。
- 資格が必要な進路は早めに知って欲しい
- 『Dr.Eggs』
- ©三田紀房 集英社グランドジャンプ連載中
頭がいいというだけで、勧められるままなんとなく医学部に進学した主人公。しかし、ある教授との出会い、同級生との関わりを通じて医師になる気持ちを固めていく。
医学部の授業内容なども詳しく解説されていて、医学生のリアルな日常をのぞき見ることができます。医者になるには相当な覚悟が必要なんだと思い知らされる作品です。
「農業」「美術」「音楽」「スポーツ」の
学校が舞台のマンガを
紹介しています。
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